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1958年創業国道3号線沿いの有名な豚骨ラーメン店 丸星ラーメン訪問

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福岡県内で国道3号線沿いの伝説的なまでに有名な豚骨ラーメン店と言えばこちら、丸星中華そばセンター。

創業が1958年、昭和33年で、元々久留米市内で八百屋やうどん屋をされていた先代が車社会を見越して国道沿いの土地を購入し、野菜や焼きいもなどを販売していたところ、お客様からラーメンを出して欲しいとの要望があり、久留米の知り合いからラーメンを習ってラーメンを出すようになったというお店。

当初は2坪だったお店は開店当初から昼夜関係なく働くドライバーの為にと24時間営業。

丸星の名前は丸が太陽を表し、太陽が出ている昼間から星が輝く夜まで開いているお店という意味があるとのこと。

交通量の拡大に合わせてお客様が増えていき、どんどん増築に増築を重ねて拡張していき席数は100席に。

更に隣の畑を埋め駐車場を拡大していきドライバーがわざわざ立ち寄るお店としての地位を確立し、1日最高4200杯を売り上げたことも。

※以上、西日本新聞社刊ラーメン記者小川祥平さん著ラーメンのれんのヒストリーより要約

 

3号線沿いで同じように有名な基山の丸幸ラーメンセンターより数年早く創業されている上、久留米ラーメンをお手頃価格で販売されている丸星ラーメンを支持する常連さんはたくさんおられます。

ちなみに、以前は24時間営業でしたが、現在は平日が9時~21時、土日が7時~21時で第二・第四木曜日が定休日になっています。

※緊急事態宣言中は20時までの営業になるなど変更はあり得ますので来店の際はお店にご確認下さい

 

時間をずらして夕方に伺いましたが、それでも駐車場には一定の車、店内にも一定のお客様がいらっしゃるという人気ぶり。

ピーク時にはたくさんのお客様が来店されます。

 


 

まずは入口に入ると左手側に券売機が二台。

そして右手側にはやや狭い厨房、その周りは以前はカウンター席になっていたけど今は使われていません。

 


 


 


 


 

券売機の横にはおでんコーナーがあって、おでんコーナーの反対側にはアイスも売っててその横にはお茶と冷水が出るディスペンサー、その間の通路を通り過ぎると客席があります。

 


 

 


 

以前は全てテーブル席でしたが、今は客席中心の総菜コーナー(日替わり総菜や漬物などが置いてあります)の奥は対面式でカウンター席、5席+5席に変わっていて、お一人様が多い今時に対応されてました。

 


 


 


 

以前あった昔懐かしい紙コップのジュース自販機が無くなり、ちょっとしたリニューアルされてますが、総菜コーナーの反対側には以前と同じく箱入り半生麺や丸星ラーメンの棒ラーメン、お土産生ラーメンに紅ショウガ、たくあん、からし高菜の漬物などのお持ち帰り商品の販売展示コーナーがあります。

その他は変わらずテーブル席、増築を繰り返された店内は変わった造りをしていて、今は仕切られてるけど以前は更に席数も多かったんですよね~。

 


 


 

まずは自販機でラーメンと冷やしざるラーメン、おでん3個と替玉を購入し、お茶を注いでから一番右奥のテーブル席に着席。

 


 


 

店員さんに麺の硬さを聞かれて普通でお願いしますと言いながら、おでんコーナーでおでん3個を取ってお惣菜コーナーに行くも既にお惣菜は売り切れていてタクアンと高菜の漬物のみを小皿に取ってからテーブルに戻ります。

 


 

卓上にはシンプルにコショー、紅ショウガ、替玉のタレが置いてあります。

以前よりは値上げされていますが、それでもラーメン1杯450円は安いよなあと感心していたら、すぐにラーメンから登場!

 


 


 

少し小ぶりな丼には、茶褐色のいかにも久留米ラーメンという色目の豚骨スープ、やや中太の麺と薄切りのチャーシュー1枚、小さ目の海苔1枚とネギというシンプルな見た目。

お店の外にいても感じる豚骨を炊いた香りが立ち上ってきます。

 


 


 

スープから頂いてみると、濃度こそそんなに高くありませんが、しっかり炊き込まれた豚骨スープ。

創業から空になったことが無いという大きな羽釜で骨を継ぎ足し続けながら炊き続けられたスープは、いわゆる呼び戻し方式で炊かれているんですが、骨を入れ替えるタイミングや提供するスープの量によって濃度が変動する為、濃い時もあれば薄い時もあってその幅がかなりあります。

実際のところは存じ上げませんが、丸星さんの来店人数を考えると裏手にもスープ釜があっても不思議ではないんですが、例えスープ釜が複数あったとしても、呼び戻し方式、別の言い方をすれば熟成追い炊きですかね、この炊き方でスープの濃度を一定に保つのは大変難しく、まして釜が一つだとものすごく濃度が上下します。

今まで来た中で2回ほど濃度がすごく高くてめっちゃ美味かったことがありまして、その時の味が忘れられない一杯の一つなんですよね。

ちなみに、濃度が低い時は毎日でも食べられる感じのラーメンです。

 

で、今回は今まででいうと中間くらい、低くはないけど高くもないくらいの濃度、タレはしっかり効いているけど効きすぎてもおらず、飲みやすくて食べやすい塩梅です。

濃度がそんなに高くなくとも、スープの中にはしっかり炊き込まれた豚骨スープなので細かく砕かれた骨粉も入っています。

これが450円で頂けるなんて嬉しいですね~(^-^)

 


 

麺は普通で頼みましたが、平釜で泳がせて茹で上げてあるのでしっかり芯まで火が通っていて、気持ち太めの細麺がスープによく絡んで美味いです。

誰が麺上げをしているかによるんだと思いますが、普通で頼んでもややカタめだったり、あるいはしっかり茹でられていたりと、スープの濃度や麺のカタさも含めて色々とブレがあるのもこのお店の特徴。

それも含めて通っている皆さんはお店を愛しているし、そういう営業スタイルなのを受け入れて60年以上営業されていますから、これはもう一つの文化であり、正にソウルフードと言えるでしょう。

 


 

チャーシューは脂身もあり、肉の歯応えもちゃんとありつつ、ラーメンのバランスを崩さない味付け。

何気に海苔が入っているのが嬉しい(^-^)

 


 

合間にコショーを少々入れてりしながらズルズルと一気に麺を完食・・・しそうになる前に替玉が登場!

 


 

以前はラーメンが来て麺を食べ始めるくらいに替玉が来た経験もありますし、人によってはラーメンと替玉が同時に出てきたという話も珍しくないのもまた善きかな、です。

 


 


 


 

急いで麺を食べ終わって替玉を投入し、ちょっとだけタレとコショー、紅ショウガを入れて更に一気にスープまで完食。

 


 

丼に骨粉が残っていませんが、それは私が良くかき混ぜながら一気に完食しているからで、普通は最後に骨粉が残ります。

ちなみに丼には創業時から丸星ラーメンを支えてくれたドライバーの皆様への感謝を込めて、丸星のロゴと毎度ありがとうございますの言葉と共に、祈る安全運転の文字が書いてあります。

 

食べている間に冷やしざるラーメンも来たんですが、これがまた予想外に美味かったですね~。

 


 


 

麺は多分同じ麺なんですけど、しっかりと茹でた後に冷水で洗って〆てある麺はコシがあり、これをちょっと味濃いめの麺つゆにつけて啜り上げるのが美味い!

400円ですが半分に切ったゆで卵やチャーシュー1枚、海苔、そしてネギが付いてきますし、これは麺増量したかったかも。

ちなみに冷やしざるラーメン、券売機の前にいる時におばちゃんから今日は大将がいるから冷やし出来ますよと声かけを頂いたので購入しておりまして、提供出来ない時間帯や日もあるようです。

 

後、おでんは見た目味が濃そうですが、今回も味付け自体は意外と控えめで、今まで食べた感じやや薄味で食べやすいタイプ。

でも、人によっておでんの味が濃いという方もいて、これも時間帯などタイミングによって味の濃さが変動するのかもしれません。

 

久しぶりに伺いましたが、席の配置や置いてある物など、ちょっとした点ですけどリニューアルがされていて、そして相変わらずお客さんも多く、安くて美味いラーメンをというお店の心意気とそれを愛するお客さんとの良い関係が伺えました。

これからもずっと続いて欲しいお店の一つですね!

 

ごちそうさまでした<m(_ _)m>

 

ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて動画配信中

 

 

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