古賀市唯一のつけ麺店 久しぶりに古賀一麺庵訪問

福岡市から北上して新宮町の次に位置する古賀市。

人口約6万人で、快速や高速を使えば福岡市にも北九州市にも1時間以内で通勤出来、玄界灘に面す海岸もある落ち着いた雰囲気の街です。

イケアを誘致した新宮町や、お隣の宮地嶽神社がある福津市に比べると、色々な名所や温泉もあるのに知名度が今一つ、それが逆に落ち着いた雰囲気になっているのかなとも思います。

 

そんな古賀市ですが、ラーメンマニア的に見ると昔からの地場に根付いたお店が多い印象です。

印象深いのは古賀市でもっとも歴史がある白龍軒、古き良き雰囲気の正龍軒、焼肉店だけどラーメンもある焼肉ラーメンたちかわ、などのラーメン以外のメニューも色々とあるor夜営業はメニューが色々あるタイプのお店が営業されているのは嬉しいですよね。

 

また、ラーメン専門店で言うと、古賀SAの一蘭を除けば古賀市で一番人気があると思われる一葉軒、その濃厚ぶりで根強いファンがあるがんこもんラーメン、3号線沿いの老舗、長浜ラーメンタローちゃんなど、他にも須恵三洋軒古賀店や、北九州のチェーン店むらた亭古賀店、数年前にオープンされたトマトラーメン三味古賀駅店なども。

他にもまだお店はありますが、伺ったことがないお店ばかりなので割愛させて頂くとしまして。

 

昔からのラーメン店もチェーン店もある中で、おそらくラーメン好きな方々が全く想像もしていなかったジャンル、つけ麺のお店がオープンされたのが2019年7月。

それも3号線から入り込んで曲がったところにある、非常に視認性が悪い場所。

それが古賀一麺庵さんです。

 

正直、最初に話を聞いた時には福岡市内ですらまだまだ専門店が少ないつけ麺のお店が、より人口が少ない古賀市の、それもわかりにくい場所に出店されると聞いて、それは大丈夫なのだろうか？と勝手に心配していたりしたものだったのですが。

伺ってみれば、そのあまりのレベルの高さに圧倒され、口コミで地域のお客様や遠方からのお客様が既に通われている状態で、ひたすら恐れ入るばかりでした。

 

そんな一麺庵さんは、つけめんTETSUで店長まで勤めて9年間の修業を経てから独立し、このお店を構えられたそうで、麺はつけめんTETSUと同じ、埼玉県の村上朝日製麺所から取り寄せてらっしゃいますが、他の素材はほとんど地場の、無い物でも近隣の物を使用されていて、正に地産地消を体現されているお店です。

本格的なつけめんを、地元の食材を主体に作り上げ、それがめちゃくちゃ美味い、その上、つけ麺だけじゃなくてラーメンも美味いしサイドメニューもそれぞれ美味いとなれば、そりゃあ人気になるのもわかります。

 


 


 


 


 

さて、前置きが長くなりましたが、そんな一麺庵さんに久しぶりに伺ってつけ麺を頂いてきました。

 


 


 


 

入って左手の券売機で、つけめん(冷・温)、辛味噌つけめん、カレーつけめん、坦々つけめんのつけ麺4種、中華そば、鶏そば、濃厚白湯そばのラーメン3種とまぜそば、どれも美味しいので一瞬悩みつつ、やはり定番の味玉つけめん(冷)と茹で餃子を購入。

※多分麺量は通常で200gほどだと思うのですが、北九州での仕事帰りで、北九州でラーメン二軒伺った後だったので大盛にはしませんでした。

 


 

L字型の厨房を囲んだカウンター、その奥にはテーブル席が3つほどありますが、時間を外して入店したのでノーゲスト。

 


 


 


 


 

奥のテーブルに座らせて頂き、食券を渡します。

 


 

卓上には割スープの入ったポット、リンゴ酢、山椒七味、黒胡椒の味変アイテム、そして無料トッピングの萌やし木耳が置いてあります。

 


 

この無料トッピングがシャキシャキ食感でちょうど良い味付けで、そのまま食べてもめっちゃ美味いし、つけ麺やラーメンに合わせても美味しいという万能アイテムで、これがあるのがまた嬉しいんですよね(^-^)

 


 

先に茹で餃子が来て、これは初めて注文して頂いたんですが、これがまた超絶ウマイ！

初めて食べる味でしたが、これはぜひ一度お試し頂きたい逸品でしたね！

※語彙力不足で説明出来ませんが、めっちゃ美味いのでぜひ食べてみて下さい。

 

やがてつけめん登場！

 


 


 


 

まず麺自体の艶、美しさに目がいきます。

 


 

麺線を揃えて美しく盛り付ける、これが実際にはなかなか難しく、これがきれいに出来ているお店はその時点で美味しいお店だと言っても良いと思う、それくらい目安になるポイントですが、そこを差っ引いても麺自体の輝きが眩しいくらい。

 

そしてつけ汁。

 


 

 


 

豚骨(げんこつ)と鶏ガラ、それにかつお節、ウルメ節、宗田節などの節とアジやイワシの煮干しを使って炊き上げたスープは、濃厚なんですが一体感があり、ものすごいインパクトで旨味が口中に広がります。

・・・めっちゃ美味い・・・！

醤油がまた地元の青柳醤油とニビシ醤油を使われているからか、全体的にまろやかで甘みもあり、やはり九州人の私には更に美味しく感じちゃいますね。

 


 


 

つけ汁の中には糸島メンマと薄切りのチャーシューが入っていて、メンマのシャキシャキ食感もいいアクセントになっているし、薄切りのチャーシューはスープをより持ち上げ、これがまたバリうま！

 

そして麺もまたツルシコでめっちゃコシがありつつ、もっちり感もあって、もんのすごく美味いです！

麺自体が美味しい上に、きちんと茹で上げ、きちんと冷水で〆、きちんと洗って盛り付けてあり、その美味しさが更に引き上げられていますね～。

 

この麺をつけ汁にたっぷり漬けて一気に啜り上げれば、もう至福としか言いようがありません(^-^)

 


 

半熟具合が素晴らしい味玉も美味い！

 


 


 

ちなみに、黒胡椒はミル付きなので、これは麺に直接ガリガリとふりかけ、それをつけ汁に漬けて頂くと、より胡椒の風味が味わえて好きな食べ方です。

また、私は酢が好きで、酸っぱすぎるのは嫌ですが、少し酢を入れて頂くのも大好きなんですけども、ここのリンゴ酢はまろやかで、よりつけ汁を美味しく頂けるので、これも後半の味変で使わせて頂きました。

 

一気に麺を食べてしまい、最後は割スープを入れて最後まで美味しく頂きます。

こちらの割スープは炙り焼きいりこを使った出汁だそうで、しっかりとした出汁感があり、これもまた旨いんです(^-^)

 


 

もう美味い旨いウマイしか言ってませんけど、それくらい美味しいつけ麺を出されていて、正直これを食べる為だけでも古賀市に行こうと思うレベル。

まだ食べたことが無い方はぜひ一度お試し下さい(^-^)

 

ごちそうさまでした<m(_ _)m>

 

ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて動画配信中

 

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