[6月末に閉店済]博多駅5番6番ホームの淡麗らぁ麺明鏡志水訪問

 


 

4月から6月の3ヵ月期間限定で博多駅の5番6番ホームで営業されていた淡麗らぁ麺明鏡志水。

京都の老舗料亭で料理長もされていたという和食の職人さんがラーメンをされているということで、興味はあったんですがなかなか行く機会がなくて。

 


 

遅まきながら6月26日に伺いました。

※6月30日で終了されています

 


 


 


 

博多駅の4階駐車場に車を停めて、1階に降りて150円の入場券を購入し、5番6番ホームに上がってお店の前に。

立ち食いカウンター式のお店は正面に6名、側面に3名が並んで食べられるようになっていて、厨房内には大将を含めて4名ほどのスタッフさんが働いていて、お店の前にも接客担当のスタッフさんが1人いらっしゃって、元気に接客されています。

 

私が着いたのは11時過ぎくらいだったんですが、お店の前には長蛇の列が。

軽く40人くらいは並んでいて、ちょっと挫けそうになりつつ、先にお店の前の食券機で食券を購入してくださいと声かけがあり、まずは食券機の前に。

 


 

ラーメンの種類はかなり多く、塩らぁ麺、醤油らぁ麺、味噌らぁ麺、鶏白湯らぁ麺、そしてつけ麺の塩と醤油。

後、明鏡志水というお店の名前が付いたラーメンがPURE、LUXE、leteの三種類。

 


 

あまりにも種類が多いので、特製塩らぁ麺と特製醤油らぁ麺、そして珍しいなと思ったので自家製からすみの和玉とサマートリュフの和玉ハーフを購入。

ちなみに後から食べた方に明鏡止水PUREという具材無しのがおススメと言われましたが、そこは後の祭りでしたね(;^ω^)

 


 


 


 

そこから並んで待つこと約2時間。

ラーメン屋さんに限らず、ここまで並んだのは初めてで、辿り着いた時点で空腹感と期待値はマックスに。

 


 


 


 


 


 

まずは卓上の様子を見てみると、ラーメンコショーとゆず七味が置いてあります。

横に細長い厨房では、麺を茹でる、スープを温めるの火口と皿洗いや麺を洗う水場が離れていて、オペレーション的に大変そう。

つけ麺が無ければ楽だったんでしょうけど、3ヵ月限定のチャレンジ店舗で元々はラーメン店の跡と考えると、これに関しては仕方なさそうですけどね。

 

かなりテキパキと作業をされていて、思ったよりも待たずにまずは特製塩らぁ麺から登場！

 


 


 


 

ベースのスープはかつお節やシイタケなどの和出汁のようで、それに対して塩ダレと香味油を合わせてあります。

和食の職人さんがこだわって無化調で九州産の食材を使用されて作られているということですが、ここ最近で美味しいと思っているシフクさんや麺屋翡翠さんのようなタイプからすると、正直インパクトが少なく出汁感も控えめですし、いわゆるラーメンとして考えると不足を感じるラーメン好きな男性は多いんじゃないかと思います。

でも、これが女性客にはかなり支持されていて、ラーメン好きな女性も、またラーメンがあまり得意ではない女性にも支持されているというのは強いですね。

毎日でも食べられ、身体に良さそうで味わいもシンプルな一杯だからこそかもしれません。

 


 

麺は加水率高めのちぢれ麺で、麺だけでも美味しいです。

 


 


 

そして鶏胸肉のレアチャーシューと鶏もも肉のチャーシュー、三つ葉、そして味付玉子。

どれも美味しかったですが、味付玉子は特に黄身の半熟具合がハンパなく、楽しめました(^-^)

 

途中から出てきた自家製からすみの和え玉とサマートリュフの和え玉。

 


 


 

これらについてはそのままでも食べられるし、替玉にしても良しということだそうですが、個人的には自家製のからすみがバツグンに旨く、でもたっぷりかかっているとは言え、麺1玉に対してちょうど良い塩味で頂こうと思ったら、かなり大量にからすみが必要な為、表面にかかっているからすみと少量の麺をそのまま頂いて、残りの麺を替玉で頂く、というのが良かったですね。

 


 


 

サマートリュフの和え玉に関しては、サマートリュフなだけに、かなりたくさん入っているものの、香り自体はそんなにしません。

サマートリュフですもんね。

でも、独特の食感やそれでも多少香りはあるんで、そこは楽しめますし、気分的に贅沢出来ますね。

これに関してはそのままでも一応味は付いてましたけど、替玉で頂く方がより良かったです。

 


 

スープまで完食し、次に特製醤油らぁ麺。

 


 


 


 


 


 


 


 

こちらに関しては醤油の風味がしっかり出ていて、塩よりもやや甘みや旨味が強めに感じられた気がします。

スープや麺、具材は同じなので、この辺は好みですね。

 


 

どれも美味しく完食させて頂きましたが、並んでいる方もどちらかというと女性が多く、いわゆるオッサン向けじゃない気はしましたね。

私も化調ジャンキーなのでその点の物足りなさはありましたし。

でも、これだけこだわって職人さんが無化調で出汁がしっかりしたラーメンを作り上げ、それを支持する方がこれだけ連日並んでいた、それも福岡でという事実が、福岡が麺王国として更に進化しているということかなと感じられて個人的に嬉しかったです(^-^)

 

遅まきながらですが、美味しく頂きました。

 

ごちそうさまでした<m(_ _)m>

 

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