12月下旬のことですが、久しぶりに春日市にあるラーメンかなで食堂に伺いました。
県道505号線、なぎの木通り沿い、須玖の交差点を南下した左手側、ファミリーマート須玖南5丁目店の手前にあります。
少し南下したら有名な老舗の焼肉店、玉福さんもある通りですが、生活道路で意外と交通量も多いので通り過ぎに注意です。
お店の前面には駐車場が8台ほどあり、そちらに車を停めてお店の中に。
風除室を抜けてお店に入ると、右手手前側にテーブル席が二つ、その奥に座敷、目の前にはカウンターが横に広がっていて、カウンターの後ろが厨房、奥の座敷横には製麺室があります。
今回は遅い時間に入ったのでお客さんが少なかったこともあり、座敷に座らせて頂きました。
座卓について、早速メニューを拝見。
昨年末も頂いたどろ煮干しZEROも機関限定で販売されていて、かなり迷いましたが、今回は久しぶりに濃厚とんこつラーメンを注文。
ちなみに、どろ煮干しZEROは塩・醤油・味噌・化学調味料を一切使わず、煮干しなどスープの素材の塩味のみで作り上げたという濃厚な煮干しラーメンで、これがまたよく出来ている一杯で美味いんですよね~。
過去にどろ煮干しZEROを食べた時のブログ記事はこちら。
どろ煮干しZEROのブログ記事
注文してから、卓上に置いてある濃縮プーアル茶をコップに入れて冷水を注ぎ、プーアル茶を頂きつつ待ちます。
このプーアル茶が濃厚なスープを食べた後も口中をサッパリさせてくれるんで、これがあるってのは正直ものすごくありがたいんですよね(^-^)
そんなに待たずに濃厚とんこつラーメン登場!
ラーメン動画
豚骨スープ動画
丁寧に炊きだした豚骨スープは全く臭みがなくて豚骨のフレーバーのみを感じ、濃度高めできれいに乳化されていて、余分な脂は入っていません。
多分豚足か軟骨も入っているんだと思いますが、コラーゲンがたくさん入っててものすごく肌に良さそうだし、かなりの濃さなんですけど、濃厚でコラーゲンをしっかり感じるにも関わらず、脂感がなくて後味はむしろスッキリしています。
化調を使っていないから余計にスッキリした味わいに感じるというのもあるんでしょうけど、無化調でここまで美味しく仕上げているのは驚きですね~。
その分、辛味やニンニクとも相性が良いです。
麺は自家製のストレート細麺、しなやかでモッチリ感がある麺はスルスルといけちゃいます。
チャーシューも低温調理されたレアチャーシュー、これがまた柔らかく、脂身も入っていて肉を食べた感がしっかりあって、めちゃくちゃ美味いです。
半個分ですけど味玉も入っているのが良いですよね~。
またこの半熟具合がよくて美味いです(^-^)
卓上にはすりおろしニンニク、ブラックペッパー、ゴマ、白ショウガ、そして唐辛子ベースの辛味が置いてあるんですが、どれも相性が良く、特に唐辛子の辛味は辛いのは苦手ですけどピリ辛くらいの辛味が豚骨には実によく合うので、適度に入れて楽しみつつ、ついついスープまで完食。
いやー、久しぶりに頂きましたが、後味はスッキリしているし、プーアル茶が置いてあるせいか、ラーメンを食べた満足感はあるものの、食べてしまったという罪悪感が無いですね。
このスープにトマトとニンニクの旨みが加わったトマとんこつも美味しいですし、サイドメニューでいうとチャーハンやチャーシュー丼、玉子かけごはん、更に一番オススメな鉄板餃子!
この鉄板餃子は味噌ダレで頂くんですけど、餃子が大人気の大名の味噌蔵ふくべえで出されている餃子と基本的には同じで、でも鉄板で提供されていのでより香ばしく仕上がっていて、めっちゃオススメです。
まあ今回はいきつけなかったんですけど(;^ω^)
ちなみに、年始は1月3日までお休みで1月4日から営業開始、11時から22時まで。
系列店の「中華そばかなで」も同じく1月4日から営業開始、営業時間も同じです。
福岡でも珍しい無化調で濃厚豚骨ラーメン、更に期間限定で様々なラーメンを提供されていて、系列店の中華そばかなでも、その中華そばかなで火曜日限定営業の鶏白湯松尾も、様々な試みをされている大将の松尾さん。
常に勉強と挑戦をされているという点で、やはり目が離せない存在であり、お店です。
それが認められて、系列店の中華そばかなでが2019年にはミシュランに掲載(ミシュランプレート)されています。
余談ですが、私自身は無化調にこだわりはありません。
どちらかと言うと無化調を謳っているラーメン屋さんでラーメンを頂いて、物足りなさを感じることの方が多い化調ジャンキーです。
ただ、それだけにこちらのかなで食堂さんやその系列である中華そばかなで、それ以外でも最近頂いて衝撃を受けた麺や翡翠さんなど、無化調でありながら物足りなさを感じさせない一杯を提供されているお店に関してはリスペクトしかありません。
より困難な方を、手間と材料をかけなければ得られない道を選ばれているという点において、そこは素直に感心するところです。
まあ物足りない一杯を出されているお店に対しては、無化調にこだわるよりも一杯の旨さにこだわるべきと思いますけど、食べ手を黙らせる実力がある一杯については何も言えませんもんね。
そういう意味でも、かなで食堂及び中華そばかなで、そして鶏白湯松尾さんには今後もさぞ大変だろうと思いますが、頑張って頂きたいと思う次第です。
ごちそうさまでした<m(_ _)m>
ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて動画配信中
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自家製麺で無化調濃厚豚骨!春日市のかなで食堂訪問
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