今回は佐賀市にある博多ラーメン店、博多のんぶー。
 
 こちらをご紹介させて頂きます。
 
  
 
 博多のんぶー
 
 佐賀市呉服元町2-2
 
 営業時間 11:00~14:00 22:00~1:00
 
 定休日 日曜日
 
  
 
 
 
  
 
 佐賀駅と佐賀城跡の中間くらいの位置にある昔ながらの商店街中央マーケットの一角に博多のんぶーはあります。
 
  
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 隣に100円パーキングもあります。
 
 2009年10月開業で今年13年目だけあって、風格を感じさせる佇まいですね。
 
  
 
 
 
  
 
 二部制の営業ですが夜の部が深夜帯になっています。
 
  
 
 
 
  
 
 この日は13時頃に伺いましたがお持ちが出ていて空いた頃に店内に。
 
  
 
 
 
  
 
 入口には黙食張り紙があります。
 
  
 
 
 
  
 
 店内はカウンター6席のみで奥が調理場、昼は大将と奥様の二人営業、夜は大将お一人の営業です。
 
 博多のんぶーは博多の老舗製麺所宝フーズの協力の元に出店されたお店なので、お店の造りが駒やさんなど宝フーズが関わっているらしい、カウンターのみで奥の厨房が広めとなっています。
 
  
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 サイドメニューはご飯のみ、ラーメンが5種類ありますがスープは同じで麺が全て違っていて、替玉も5種類の麺から選ぶことが出来ます。
 
  
 
 
 
  
 
 昼の部はラーメンが100円引きで600円、替玉とご飯が50円引きで各100円です。
 
  
 
 
 
  
 
 入って左奥のサーバーにはオリジナルブレンドのラーメン専用茶があり無料で頂けます。
 
 のんぶー茶という名前で脂を分解してスッキリするお茶だそうです。
 
  
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 お茶を注いでカウンター席に。
 
  
 
 
 
  
 
 卓上には色々と置いてありますが、無化調ということで味変用に味の素が置いてあるのが珍しいですね。
 
  
 
 
 
  
 
 他はコショーとゴマ、スリゴマとイリゴマどちらもあります。
 
  
 
 
 
  
 
 博多ラーメンと言えばの紅ショウガと
 
  
 
 
 
  
 
 これは珍しいと思いますが辛子キクラゲ。
 
  
 
 
 
  
 
 ラーメンだけでなくおつまみとしてもご飯のオカズとして食べても絶品です。
 
  
 
 
 
  
 
 そして博多ラーメンの定番辛子高菜。
 
  
 
 
 
  
 
 こちらもこだわりの隠し味が使われていて、単品で食べても辛すぎずめっちゃ美味いです。
 
  
 
 
 
  
 
 各席の仕切りには博多のんぶーのこだわりを書いた紙が貼ってあります。
 
  
 
 
 
  
 
 この日はサービス品としてご飯に合うチャーシューの辛子炒めみたいなのもありました。
 
  
 
 まずはラーメン、細麺28番でこれにトッピングで生卵を追加。
 
  
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 のんぶーの基本のラーメンに生玉子をトッピングしたものですが、スープは鹿児島黒豚の頭骨を使用されているそうで、豚骨ラーメンの臭みは全くなく、やや甘いような香りがします。
 
  
 
 
 
  
 
 濃度は多分5くらい、濃すぎず薄すぎずちょうど良い感じ、カエシに昆布や貝類と少量の酢を使用し、仕上げ油に干しエビとニンニク、更に隠し味で節粉も加えてある為、無化調なのに複雑な旨味が重なっていて、美味いんですが飲みやすい。
 
  
 
 
 
  
 
 シンプルに具材はチャーシューとネギのみ。チャーシューはSPF豚のモモ肉を枝ごと仕入れて大将がお店で6つの部位に捌いて仕込んでいるそうで時間帯や日によって違う部位のチャーシューになります。
 
 この日は一番人気の大判のシンタマと呼ばれる部位のチャーシューでした。
 
  
 
 
 
  
 
 そして麺は宝フーズ謹製28番の細麺、低加水の麺はしっかり火を通してありコシが出ていてめっちゃ美味いです。
 
 チャーシューは柔らかく創業当時からの秘伝のタレで仕込んであり控えめな味付け。
 
  
 
 麺を食べ終わり替玉を長浜麺で注文。
 
  
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 長浜麺は宝フーズ謹製30番の極細麺、スープとの絡みもよくて啜りやすく食べやすい。
 
  
 
 
 
  
 
 ついついスープまで完食しました。
 
  
 
 次に佐賀ラーメンを注文。
 
  
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 豚骨スープやカエシ、チャーシューは同じですが、地元佐賀の製麺所から取り寄せている中細麺を使用しているから佐賀ラーメンのネーミングとのこと。
 
  
 
 
 
  
 
 鹿児島黒豚を使用されている豚骨スープは相変わらず美味く、重なった複雑な旨味は無化調ということを感じさせません。
 
  
 
 一つ失敗したなと思ったのが佐賀ラーメンの方に卵はトッピングすべきだったなってことですね。
 
  
 
 
 
  
 
 佐賀ラーメンだけ佐賀の製麺所の麺を使用されているそうですが、多分24番くらいの中細麺でコシがあってめっちゃ好みでした。
 
  
 
 
 
  
 
 チャーシューは本当に柔らかく味付け控えめながら美味いです。
 
  
 
 麺を食べきったので今回はとうがらし麺を替玉注文。
 
  
 
 
 
  
 
 とうがらし麺は宝フーズ謹製、26番の中細麺ですが唐辛子が練り込んでありピリリと辛いのが特徴で他の宝フーズの麺を使用されているお店でも人気です。
 
  
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 普通で注文しましたが、大将の茹で加減が最高でスープまで完食でした。
 
  
 
 最後に久留米ラーメンを注文。
 
  
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 久留米ラーメンは佐賀ラーメンや長浜ラーメンと同じ豚骨スープにカエシなんですが宝フーズ謹製24番のやや太めの麺を使用されています。
 
  
 
 
 
  
 
 麺が違うだけで同じスープでもまた違う美味しさを感じるんですが、無化調だけに卓上の味の素を少し入れるとまたガラリと変わるのでこれも試して頂きたいですね。
 
 どの部位なのかはわかりませんが、このチャーシューが本当に柔らかくて美味く、それがたくさん入っているのが嬉しいです。
 
 卓上に辛子キクラゲや辛子高菜、紅ショウガも置いてあるのでカスタマイズ出来るところが良いですね。
 
  
 
 
 
  
 
 そしてこの24番の太麺、宝フーズ謹製の麺なんですが細麺や極細麺とはまた生地が違い、しっかり火が入った状態でのコシと旨さがたまりません。
 
 個人的に5種類の麺の中ではこれが一番好きでした。
 
  
 
 
 
  
 
 脂身しっかりあるけど味付けが程よいんですよね。
 
  
 
 ちょっと補足として、博多のんぶーさんのたくさんのこだわり、お店にも張り出してあるんですが、駆け足でそのこだわりをご紹介していきたいと思います。
 
  
 
 まずはスープに4つのこだわりがあります。
 
 1.     鹿児島黒豚の頭骨を使って炊き上げた豚骨スープ
 
 2.     カエシは薄口醤油をベースに道東産根昆布、道南産真昆布、板屋貝、あさり、牡蠣を加えて炊き上げ、少量のお酢を隠し味に加えたこだわりの化学調味料無添加タレ。
 
 3.     ラードにニンニクと干しエビを加えた物を仕上げ油に使用
 
 4.     仕上げに節粉を加えることで魚介の旨味と風味を追加。
 
 大きくは化学調味料を使っていないということと、鹿児島黒豚の頭骨だけを使用した豚骨スープってとこですね。
 
 その上で美味い一杯に仕上げる為に旨味素材をたくさん使用されていて、だからかなり複雑で何層にも重なった旨味を感じつつも臭みがなくてスッキリしたスープに仕上がっています。
 
 他では食べたことがない味わいで、博多ラーメンというよりはのんぶーの豚骨ラーメンって感じです。
 
  
 
 次に麺。
 
 何と言っても麺番も生地も違う5種類の麺を使用されているということですね。
 
 ラーメンが細麺28番、長浜ラーメンが極細麺30番、佐賀ラーメンが中麺多分24番くらいで、久留米ラーメンが太麺24番、唐辛子ラーメンは唐辛子練り込み麺を使用した中細麺26番となっていて、長浜や佐賀、久留米というのはあくまでも麺のイメージの話で、スープとタレ、チャーシューは全て同じになっています。
 
 ただ、これが不思議な物で麺が違うとまた別物になるんですよね。
 
 ちなみに佐賀ラーメンの麺のみ、地元佐賀市の製麺所の麺を使用されているそうで、それ以外の4種が宝フーズの麺になります。
 
 一番人気はラーメンに使用されている細麺28番なんだそうですが、個人的には久留米ラーメンの太麺24番が一番好みでした。
 
 こうして麺の太さも生地も違う5種類の麺から好きな物を選べるというのは珍しいですし、どれもそれぞれの良さがあって良いですね。
 
 後、これも私の個人的な感想なんですけど大将の麺の茹で加減、普通で頼んだ時の茹で上がりがドンピシャで私好みでした。
 
 火を通し過ぎずちょうど良く火が通っていて、普通で注文してこの仕上がりは佐賀ならではなのかなと思います。
 
 カタ麺文化の福岡だと普通で注文してカタくらいも多いからですね。
 
  
 
 チャーシューもすごくこだわられていて、SPF豚のモモ肉を枝ごと仕入れてお店で大将が部位ごと、外もも、内もも、外スネ、シンタマ、まくら、ラムイチと6つの部位に捌いた後、創業時より継ぎ足しながら使用している秘伝のタレで仕込んでいるそうで、どの部位が出てくるかが毎回違う上、柔らかく味付けもまろやかなチャーシューがまた美味いんです。
 
  
 
 後、卓上のアイテム。
 
 他ではまず見たことがない、味の素が瓶ごと置いてあるのがまず衝撃でした。
 
 様々な食材で旨味成分を加えてあるので無化調ですが物足りなさは感じませんでしたけど、やはり人によって物足りないと言われることがあり、お好みで入れて下さいということで置いてあるんだそうです。
 
 試しに途中入れてみたんですが、入れなくても美味いんですけど入れたら更にヤバいことになりました。
 
 ちょっとだけでも相当変わりますので興味ある方はぜひ試してみて下さい。
 
  
 
 それとこれも珍しいと思うんですが辛子高菜ならぬ辛子キクラゲ。
 
 辛子高菜もあって、こちらも程よい辛さでご飯にもラーメンにも合うし、牡蠣油を使用されているからかめっちゃ中毒性がある旨さなんですけども。
 
 辛子キクラゲもシャキシャキ食感とピリ辛の辛味、そしてしっかり美味くておつまみにもなるしラーメンにもめっちゃ
 合います。
 
 これも薄口醤油やナンプラー、ゴマに牡蠣油が使われているそうで、こだわりと原価がすごいなあと感心しきりです。
 
  
 
 ゴマと言えば、卓上のゴマは炒りごまとスリゴマがそれぞれ互い違いに置いてあるので、お隣の席から拝借すれば両方を楽しめます。
 
  
 
 そして最後にお茶。
 
 博多のんぶーではのんぶー茶と名付けられているオリジナルラーメン専用茶がカウンター奥のサーバーに無料で用意されていて、ウーロン茶や紅茶など5種類の茶葉を大将が独自ブレンドした油脂を分解しやすくラーメンを食べた後口もスッキリするお茶で、これが無料とは本当に太っ腹だなあと思います。
 
  
 
 夜はラーメン各種700円と替玉とご飯が各150円を、昼はラーメン600円で替玉とご飯各100円でされているのも、これだけこだわって原価をかけているにしては正直頑張り過ぎている値段だと思いますし、お客さんに喜んでもらいたいという心意気が凄すぎて頭が下がる思いです。
 
  
 
 
 
  
 
 ちなみにお家でも楽しんでいただけるようにと冷凍ラーメンもお店で作られていて、お店での持ち帰りはもちろん、福岡うまかばいという通販サイトでの販売もされています。
 
  
 
 福岡うまかバイ
 
  
 
 お店に伺えない方はぜひそちらでお試し下さい。
 
  
 
 後、オマケの話になりますが今回博多のんぶーさんに伺った際に、営業時間過ぎそうだったけど大丈夫ですよと言って下さったので三杯目のラーメンをズルズルと食べていたら、サガテレビの番組でかちかちプレスという夕方に流れる情報番組、その中のメガモッツのわらしべ長者の旅というコーナーがありまして、その取材に来られた際に、メガモッツのお2人、福岡吉本所属のお笑い芸人で池内祐介さんと中川どっぺるさんのコンビなんですけど、池内祐介さんは福岡の情報番組ドォーモで昔よく見ていたし、中川さんはラーメン好きで私のYouTubeを見ていますと優しく声かけして下さって、一緒に写真を撮ってくれたりと、個人的にテンション爆上がりの出来事がありまして、めっちゃ嬉しかったです(^-^)
 
  
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 ラーメン三杯と替玉2回頂きましたが、博多ラーメンのんぶー、バリうまでした!
 
 ごちそうさまでした<m(_ _)m>
 
  
 
 ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて動画配信中
 
  
 
  
 
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