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筑後市の壬六ラーメン初訪問[誰もが美味しく楽しめる豚骨ラーメン]

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2015年に筑後市にオープンされた壬六ラーメン。

みやま市瀬高町の道の駅近くで2013年に開業してから2年後に筑後市に移転されたという江崎大将は、東京のラーメン店で修業を積んで故郷に戻ってきたという経歴の持主、昭和57年生まれで福岡や佐賀の様々なラーメン店の大将たちとも積極的に交流を持たれている人柄の良い方でもあります。

以前から名前は知っていたんですが、たまたま福岡で大将とお会いすることがあり、これは伺うしかないと、日曜日を利用して伺ってきました。

 

国道209号線を久留米方面から南下し筑後市山ノ井の壬六ラーメンに到着。

 


 

筑後市役所やJR羽犬塚駅からそれぞれ徒歩5分程度の距離感で、筑後市の中心部にあるので居酒屋さんや飲み屋さんも周辺にはあるようですが、交通量が多い209号沿いなのに7台程度停められそうな駐車場が建物の前にあって、立ち寄りやすいのが良いですね~。

 


 

お店は二階建の建物の1階にありますが、建物全体に大きく豚骨ラーメン壬六と書いてあります。

 


 

焼杉を使用した外壁に店名で、近くで見る分には落ち着いた雰囲気でとても良いんですけど、離れて見る分には焼杉に店名が黒字で目立たずに読めない(アラフィフの老眼だとパッと見でわかりにくい)ので、店名はハッキリした色目が良さそうに思うんですが、オープン当初は焼杉ではなくやや黄色い壁に黒字で目立ってたらしく、あえて変更されたのは何か理由があるのかも。

瀬高方面からだと確かによく目立つし、逆に久留米方面からだといつの間にか通り過ぎてしまいがちなので、むしろお店の駐車場側に看板を設置する方が優先かな。

 


 

お店に入ろうとすると、月火木日が11:00~23:00、金土が11:00~1:00、水曜日と第4火曜日が定休日と書いてあります。

 


 


 

その横に、土日ランチ限定揚げたて唐揚げ2個160円、3個230円で(追加は1個につき90円)で販売されているという告知に興味をそそられつつ店内に入ると、右手側に消毒が置いてあり、その左奥には漬物コーナー。

 


 


 

入ってすぐ目の前には横にカウンターがあって、本来はもう少し席数がありそうですが、今は少し席数を減らして8席くらいにされているみたいで、L字カウンターの入口側奥の方にレジがあります。

カウンター奥の厨房には大将がいらっしゃり、そのお母様らしき年配の女性と、アルバイトさんですかね、若い女性の三人で営業されています。

 


 


 

左手手前側の壁には4人用テーブル席が3つ、その奥には座敷があり、掘り炬燵式で4人用と6人用の座卓が置いてあります。

 


 

座敷は座卓の間を繋げられるようになっているので、居酒屋的に宴会も出来ちゃうなあと思って奥の座卓にご案内されたんですが、壁に貼ってある2016年の西日本新聞社の記事によると、夜は居酒屋としても楽しめると書いてあったので、元々そういう用途でお店を作られているのかもしれません。

ただ、お昼に伺ったのでいわゆる夜メニューは見てないんで、どんな居酒屋メニューがあるのかまではわからなかったです。

※記事によれば和牛タン焼きやホルモン鉄板、もつ煮などの一品メニューが当時はあったようです。

 

さて、改めてメニューを拝見。

 


 


 


 


 


 


 

基本のラーメンとしての白ラーメン、これが普通の豚骨ラーメンで、赤ラーメンは担々麺風の辛味噌を効かせたコク深な味わいのラーメン、黒ラーメンはニンニクの焦がしマー油が入った香ばしい香りで食欲をそそるラーメンと、3種類のラーメンがあります。

個人的にはトッピングに味玉があるのと、ミニラーメンも置いてらっしゃるのが良い感じ。

 

サイドメニューもなかなか豊富で、ご飯ものとして白飯、チャーハン、半チャーハン、角煮丼、チャーシュー丼、まかない丼。

そしてギョーザと、週末だけなのかもしれませんけど唐揚げと、なかなかの充実ぶりです。

 

色々と悩んだ上で、基本のラーメンということで白ラーメンに味玉トッピング、半チャーハンにギョウザ、そして唐揚げ3個を注文。

 


 

注文してから卓上を改めて拝見すると、ゴマ、コショウ、餃子のタレ、ラー油、すりおろしニンニク、紅ショウガが置いてあります。

 


 


 


 


 

入口に漬物コーナーがあったことを思い出し、そちらを見に行くと自家製のニラキムチと、松木漬物食品さんが作られているらしいみやま市瀬高町の高菜を使用した激辛高菜が小皿に入れてあったので、どちらも取って席に戻ります。

 


 

待っている間にまずはキュウリの漬物が出てきましたが、どうやらこれはチャーハンなどご飯物を頼んだら付いてくるサービスのようです。

そしてラーメン、ギョウザ、焼飯、唐揚げの順に出てきました!

 


 


 

ラーメンは見た感じ脂泡が浮かんでいて豚骨の良い香りがしています。

具材は大きめなバラ肉チャーシューが二枚、ネギ、キクラゲ、海苔が乗っていて、トッピングで注文した味玉は半分に切ってあって、トロリとした黄身の半熟具合が良い感じ。

有明産の海苔や地元の青ネギを使用されているそうで、こだわりも感じられますね。

 


 

スープから頂いてみると、頭骨を使用して丁寧に炊きだした濃厚なスープはまろやかで雑味がなく、下処理をきちんとした上で丁寧に濾しているんでしょうね、ザラザラした感触がなくて素晴らしく飲みやすい。

しっかりとタレは効かせてあるんですが、まろやかで脂の甘みを感じる豚骨スープは佐賀ラーメンよりも濃厚でコクがあり、博多ラーメンよりもまろやかながら荒々しさも少しあって、おそらく誰が食べても美味い豚骨ラーメンというであろう豚骨ラーメン。

正に筑後ラーメンって感じがしますね。

以前は鶏ガラや野菜も入れていたそうですが、現在は豚骨のみでまろやかな豚骨スープに仕上げているそうで、大将の研鑽の日々は続いているようです。

 


 

麺はやや中太のストレート麺、普通で頼みましたがしっかりと火が通っていて、この辺の麺の火入れ加減は久留米や佐賀っぽいかも。

ツルツルした食感にコシがある麺で、スープの持ち上げもよくて美味しいですね(^-^)

やや茹で伸びが早かった気がするので着丼から早めに食べきるが吉かも。

 


 

チャーシューは柔らかくてしっとりしていて、味付けも程よい塩梅の良さがいいですね~。

 


 

味玉はご飯にも合いそうな味付けに加え、黄身がトロトロでこれもまた旨い(^-^)

 


 


 

ズルズルと食べ進めていく途中で、コショーをかけてみたり、ニラキムチを入れてみたりしてみましたが、コショーも合うし、ニラキムチはしっかりキムチの味付けが付いていて、めちゃくちゃラーメンに合います。

ニンニクは入れませんでしたが、まろやかでコクのある豚骨スープだけにニンニクもめっちゃ合いそう。

白以外に赤ラーメンや黒ラーメンを用意されているのも、ベースの豚骨スープが優秀だけどクセがないから辛味やニンニクがものすごく合うからなんでしょうねえ。

そのまま食べても美味しいですが、その上で自分なりにカスタマイズした時の破壊力がすごいので、そういう意味でも誰もが楽しめる豚骨ラーメンって感じです。

 

麺を食べ切って替玉を注文し、それから半チャーハン、ギョウザ、唐揚げを頂きます。

 


 


 

半チャーハンはしっかり炒めてあって、パラリとしていながらしっとり感もあり、具材もたっぷり入っていてこれもまた旨いですね~。

 


 


 

ギョウザは餡がジューシィーで味付けがしっかりしており、ご飯にも合うタイプ、これもまたいい感じ。

 


 


 

唐揚げはサイズも大きい上にバリバリザクザクした衣の中に肉汁たっぷり、めちゃくちゃ美味くてこれがこんなにお得に食べられるとはありがたい(^-^)

 

そして替玉。

 


 


 


 


 

激辛高菜を合わせて頂いてみたんですが、高菜との相性の良さもありつつ、とにかく麺が美味いですね~。

 


 

個人的な好みの話にはなりますが、替玉の普通で頂いた時の麺の火の通り具合がドンピシャ好みで、一気にスープまで完食。

 

自分が行くとなるとやや距離が遠かったですが、ラーメン自体のレベルの高さ、サイドメニューの旨さ、接客の良さに大満足でした。

辛いのが苦手ではありますが、とても美味そうな気がする赤ラーメンや、夜の一品メニューも次回は試してみたいですね(^-^)

 

ごちそうさまでした<m(_ _)m>

 

ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて動画配信中

 

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