ちょっと前になるんですがめっちゃ久しぶりに薬院2丁目の麺劇場玄瑛に伺ってきました。
2003年にオープンされたこちらのお店は麺劇場の名前が表わす通り、店舗が劇場型の客席配置になっており、ミニシアターのような客席正面に厨房があって調理風景をライブで見ながらラーメンを頂くというスタイル。
元々2001年に創業された前身のお店は豚骨ラーメン店でしたが、現在は豚骨ラーメンという括りに囚われず無化調かつ麺から醤油から何から何まで自家製で、更にその醤油に魚介乾物を贅沢に加えた醤油ダレと各種香味油を使ったラーメン４種(担々麺、海老、豚、潮(魚介醤油))とご飯物が楽しめます。
警固小学校の横を通る31号線から少し入った薬院2丁目の住宅街にある倉庫のような建物。
木製の分厚い扉を開けたら目の前が壁で左手に沿って進むと厨房とミニシアターのような客席が現れます。
席数は20席で真ん中が通路、両脇にカウンタータイプの席が３席並んで２段目まであり、３段目は両脇に4人用テーブル席でそちらにご案内して頂きました。
１番人気の辛さも選べる担々麺、海老薫醤油拉麺、そして潮薫醤油拉麺に炙り豚バラご飯とこだわり卵のTKGを注文。
豚肉と香味野菜ベースの濃厚スープにマー油の組み合わせのGEN-EI拉麺もいきたかったんですが、最近はご飯物食べるとすぐお腹一杯で(;^ω^)
寄る年波には勝てませんね。
そんなに待たずにラーメン３杯とご飯物が着丼。
まずは海老薫醤油拉麺。
ベースはあご出汁と昆布の和出汁、そこにホタテやら魚介乾物を贅沢に加えた醤油ダレ、そしてこれでもかと海老を使った濃厚に香る海老油。
これだけでも美味いのにワイン熟成豚を使用した炙りチャーシューと揚げ玉ねぎまで入っていて、無化調ですけどそうは思えないくらいしっかり美味いです。
そして厨房横に見えてる製麺室で作られている、自家製手もみちぢれ麺がコシがあってめちゃくちゃ美味い！
瞬殺で麺が無くなり、思わず替玉。
替玉が350円と少々値段するんですが醤油ダレがかかって出てくる替玉がまた美味いんですよね～。
そのままスープまで美味しく完食し、炙り豚バラご飯。
ここのワイン熟成豚を使った炙りチャーシューが全く臭みがなくて柔らかく、これがまためっちゃ美味しくてご飯にも合うんです。
次に潮薫醤油拉麺。
こちらもベースはあご出汁と昆布の和出汁で、美味過ぎる醤油ダレと香ばしいネギ油が効いてます。
具材もたっぷり入ってて麺との相性もよく、これまたスッキリと美味い！
合間にこだわり卵のTKGも頂きましたがこだわりの卵、自家製醤油、そして棚田米と全てにこだわっているのでそのままでももちろん美味しいし、ラーメンスープとの相性もバツグンです。
最後に玄瑛流担々麺。
こちらは豚肉と香味野菜のスープがベースで、そこに自家製のねりごま、醤油ダレ、そしてラー油がかかっています。
全て自家製でこの美味さってのが凄すぎます。
辛さは選べるので控えめにしていますがかなり辛くも出来るし、辛さ控えめでも鮮烈な辛さというか風味を感じられてこれが美味いんですよね～。
肉味噌も美味く、麺との相性も良くてこちらも美味しかった(^-^)
久しぶりに伺いましたが日々進化されていることもそうですし、このコンセプトのお店を福岡で20年以上前にオープンさせて現在も継続しているってのが本当にすごいと思います。
大将は東京にある世界で唯一の会員制ラーメン会席「GENEI.WAGAN」にいらっしゃいますが、わかる人にはわかる一杯が福岡で頂けるというのが良いですね。
でも、値段を気にする方にはおススメしませんので悪しからず。
唯一無二の麺劇場、興味がある方はぜひお試し下さい(^-^)
ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて動画公開中
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[無化調ラーメンの老舗]薬院2丁目の麺劇場玄瑛にて爆食
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