ラーメンWalker九州2021の企画で、読者限定杯数限定で月替わりでニューノーマル、新しい定番のラーメンを食べられる、というのがありまして。
11月は博多一幸舎西中洲店で丸豚ラーメン骨と肉、という超ド級に濃厚な一杯を頂いたんですけど、12月は博多一双祇園店さんで2020年12月14日~20日の期間、1日20杯限定で鬼ノ馳走という、これまた超濃厚な豚骨ラーメンを提供されています。
村上めしKatsumuraChannelコラボ山田大将インタビュー動画
博多一双の山田大将に村上めし Katsumura ChannelのKatsumura氏とインタビューさせて頂いた際に、この鬼ノ馳走に関しても色々と伺っていて、これはぜひ食べなければ!と思っていたのと。
ラーメンWalker九州2021はラーメンライター上村さんからご紹介頂いて、ラーメンブロガーとしてちょっとだけ掲載頂いたというご縁もあり。
またこの日その上村さんが鬼ノ馳走を食べたとSNSで発信されているのを見て、師走で仕事が立て込む中、伺ってきました。
14時くらいにお店に着いたので、既に売切れていたらどうしようと心配しつつ、ちゃんとラーメンWalker九州2021を小脇に抱えてお店の中に。
入ってすぐにいらっしゃいませ!と声掛けしてくれたスタッフさんに、鬼ノ馳走まだありますか?と聞くと、ございますとのこと。
ホッとしたけど、それが最後の一杯だったそうで、いやいや危なかった(;^ω^)
早速入口の消毒薬で手を消毒してから、券売機の前に。
よく見ると、確かに手書きで鬼の馳走1,000円と書いてあるボタンがあったので、そちらをポチリ。
食券を渡して、カウンターの入口側に着席します。
卓上にはこれも師匠店である博多一幸舎と同じ白しょうがや辛子高菜、そしてゴマやニンニク、コショウなど一通りの味変アイテムが揃っています。
私が入った瞬間はノーゲストだったんですが、私が店内の写真を撮らせて頂き、製麺屋慶史さんのお馴染みの木の看板を眺めていたら、続々とお客様が入ってきて、11時~24時で中締めが無いお店ってのはやはり使い勝手が良いし、場所柄私みたいにお昼ご飯を食べそびれた方に重宝されているんだろうな~などと考えている間に、鬼ノ馳走が着々と作られていきます。
え、手鍋からスープを注いだ時のあのトロミ、濃度凄すぎじゃない?!
え、あの白いとろろみたいなの、まさかの背脂?!
等など、作っているのを見ているだけでも色々と衝撃的だった鬼ノ馳走、着丼です。
ラーメン動画
博多一双のレギュラーのラーメンと比較すると、もう明らかにスープの色目が濃く、そこにたくさんのバラ肉チャーシュー、メンマ、刻みネギ、海苔、そしてレンゲに入った辛味噌がのっています。
スープ動画
まずはスープを一口・・・スープをレンゲで掬おうとした時の感触が液体じゃなくて流動体です(;^ω^)
飲んでみると、あ、意外と飲めるし美味い。
先月の博多一幸舎の丸豚ラーメンに近いんですが、あちらはかなり肉が入っているバージョンで、こちらは少し肉片も入っているものの、より豚骨スープを究極に炊き上げた感があるというか、骨味が強いというか、言葉で説明するのは難しいんですが、脂感は意外に感じなくて、でもコラーゲンはめちゃくちゃ感じます。
口を閉じたら開ける度にペタペタひっつくくらいすごい。
更に丼の上に見える白いもの、これが背脂なんですけど、これを少し混ぜて頂くと、更に背脂のコクと甘みが加わり、もう濃厚の頂点って感じです。
普通豚骨スープそのものって旨味成分がイノシン酸だから日本人的に旨味を感じにくいんで、そこをグルタミン酸が豊富な醤油ダレで補い、そこで旨味の掛け算が発生するんですけど、このスープは豚感が半端なくありまして、もちろんタレも塩梅よく効いているんですが、一幸舎さんで言う骨味がしっかり感じられて、なんというか、旨味が掛け算を超えてます。
いやー、これ美味いですね(^-^)
究極に濃厚なスープを食べるってそうそうないなと思ってよく考えたら、春日の一修や先月の博多一幸舎と立て続けに超ド級に濃厚な豚骨ラーメンを食べていたんでした。
それもあってか、私はかなりこの普通ではありえないくらいの濃度でも美味しく感じましたね。
ちなみに、ブリックスで言うと24くらい、通常の博多一双が12くらいなので、ほぼ倍くらい濃い豚骨スープです。
ここが流石というか、こんなに濃いのにちゃんと美味しく仕上がっているんですよね~。
麺は製麺屋慶史謹製、18番のちょっとワシワシした食感のちぢれ麺。
麺自体がかなり固めの食感で、この超濃厚な豚骨スープに負けてません。
これもかなり美味いですね~。
刻み葱が結構良い仕事してくれるんですけど、入っているバラ肉チャーシューやメンマもしっかり仕事されてて、こちらも塩梅も含めて美味しいです(^-^)
食べ進む内に、レンゲに入った辛味噌も少し試してみました。
こちら、辛味よりもニンニクと味噌感をしっかり出していて、途中混ぜたらニンニク味噌風味の味変になると聞いていたんですけども。
それなりに辛いです(;^ω^)
辛いんですが、辛味とニンニク感が加わることでスープがまた美味しく頂けるのと、確かに味噌感が少し出るんですが、その味噌に全く豚骨スープが負けていません。
味噌って旨味が強く主張が強い調味料なので、入れてしまうと大体味噌に全部持っていかれちゃうんですけど、ここまで濃厚な豚骨スープだと多少の味噌ではゆらがず、むしろ飲み込んでしまうんですね。
これもまた新しい発見でした。
麺を食べ切り、持ち上げが良いのでスープが半分くらい残った状態で、替玉コール。
通常の麺になりますが、という説明の上で、あえてヤワで注文します。
出てきた麺を投入して混ぜて頂きましたが、通常の一双の麺は22番、加水率をあえて高くしてもっちりコシのある麺で、それをあえてヤワにしているので、すごく引きが強くコシがあってめっちゃ美味いんですけど、スープに絡み過ぎて、ラータレを入れる必要が無いくらい。
ここで更に辛味噌を追加して頂きましたが、麺に関して言えば通常の麺だとこのスープに負けてしまいますね、美味いけど。
三分の一くらいに減ったスープに対し、もう一回今度は普通麺で替玉コール。
現金で100円払って出てきた麺を投入し、残った辛味噌も全部混ぜて頂きましたが、もはやまぜそば感覚。
スープまで全部、美味しく頂きました(^-^)
結局、卓上のアイテムは何も使用しませんでしたけど、後から思えば白ショウガはかなり良い仕事したかも。
後、食べている時は美味い美味いとそれしか感じませんでしたけど、それから4時間程度はずっと豚骨が残っている感覚はあり、やはり超ド級に濃厚なだけはありましたね。
とは言え、人生において記憶に残る一杯の一つだったと思います。
こんなに濃厚な豚骨ラーメンを食べる機会って今後もそうそう無いでしょうし、普通に考えて一杯千円とは言え、これだけ濃度を上げる為にどれだけの手間と原価がかかっているのかを考えれば、原価割れしているでしょうからイベントでしか出せないはずですし。
そう考えると、これだけのものを販売して下さった博多一双、またこの企画を作って下さったラーメンWalker九州2021には感謝しかありません。
大変美味しく頂きました(^-^)
ごちそうさまでしたm(_ _)m
他の食べた方も書かれていますけど、豚骨ラーメンに相当に慣れた方以外は食べない方が良いと思います。
鬼ノ馳走、よく名付けたものだと思いますが、率直に言って鬼だって濃厚な豚骨スープに慣れてなければ無理ってくらいすごいラーメンですし。
でも、食べ慣れていて濃厚好きな方であれば、恐らく人生において最高に濃厚な一杯になると思いますので、期間内に食べられることをオススメします。
ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて動画配信中
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博多一双祇園店訪問[ラーメンWalker九州2021読者限定12月プレミアムラーメン鬼ノ馳走を頂きました]
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