半世紀以上続く佐世保市の老舗豚骨ラーメン店、草木ヶ原ラーメン山県店をご紹介。
先にお伝えしておきますと、佐世保出身者からすると草木ヶ原ラーメンは特別なんですよね。
私が子供の頃(40年以上前)、佐世保でラーメン屋と言えば大阪屋、お富さん、そして草木ヶ原ラーメンでした。
中でも草木ヶ原ラーメンは佐世保市内に二店舗あって人気があるお店って感じでした。
個人的には大阪屋によく連れて行ってもらってたからそっちがより思い出の味ではあるんですけど、大阪屋は随分前に閉店しちゃいましたし、お富さんは復活したけどこちらも現在は閉店されてしまったので、昔からあるラーメン屋と言えばつまり草木ヶ原なんですよ。
その草木ヶ原ラーメンも大宮町のお店は随分前に閉店されて山県店のみになり、しばらく閉店されてしまったりしてから再開したりで、本当に思い出のお店がいつまでもあるとは限らないんだから行ける時には行っておくべきですよね・・・。
話がずれましたが、機会があって佐世保に行ったのでこれは食べとかないとで伺った草木ヶ原ラーメン山県店。
隣にコインパーキングがあり、そちらに停めてお店の前に。
現在は昼と夜の二部制で営業されていて水曜定休。
昔は深夜まで開いてた記憶があるんですが、今は24時閉店。
それでも佐世保の中では遅くまでされているラーメン屋さんですよね。
お店の外観もですが中も昔からのまんま。
真ん中にテーブル席があり、ぐるりとカウンター席があってその奥が厨房、パートのおばちゃん達が一生懸命頑張ってくれてます。
メニューはラーメン、焼飯、おでん、おにぎりがあり、お持ち帰りも出来ます。
昔はジャンボラーメン一択だった気がしますけど、今回は久しぶりってこともあり、まずはおでん。
カウンターの真ん中辺りにおでん器があり、おばちゃんに大根、こんにゃく、牛すじ下さいとお願いして取ってもらい、カラシを皿に少し付けてからカウンターに着席。
卓上にはコショー、一味、塩、ラー油が置いてあります。
まずはおでんから頂きますが、よく出汁が染みて美味い(^-^)
これとビールで飲んでラーメンってパターンのお客さんが多かった気がします。
食べ終わった頃に注文してた玉子ラーメンが着丼。
最初からコショーかかってて、玉子は白身と黄身の全卵、ネギとチャーシューだけでなく、キクラゲやもやしも入っています。
まずはスープから頂いてみると、めっちゃアツアツ、濃度は低めで甘味がある優しい味わいです。
タレが効いてないというか塩味が薄く、濃い味に慣れた人(特に博多ラーメン食べ慣れた人)は物足りなくてすぐにラーメンのタレを追加したがるだろう感じなんですが、この優しい味が長年愛されているんですよね。
柔らかチャーシューも薄味。
野菜の水分や甘みもあるだろうし、麺の湯切りとかもあるかもなんですが、久しぶりに食べたらちょっと塩味が薄いんですが、いやいやこれは自分の味覚が濃くなったってことかな(;^ω^)
麺もしっかり火を通してあってコシが出てまして、スープもよく絡むんですが、その上で一緒にスープを飲むくらいの感じで頂きました。
玉子の黄身を中細麺に絡めて頂くのもまた美味く、そのまま一気にスープまで完食。
これが薄く感じること自体、自分が味濃くなったんだなあと実感しますね。
なんせ昔は塩味が薄いと思ってなかったし、周りのお客さんも誰も思ってなさそう。
ちなみにおでんもちょうどよく焼飯も普通の塩味で、ラーメンに関してが優しい味わいであるということで、久しぶりにそこを堪能させて頂きました。
健康の為にはこれでちょうど良いと思えるようになった方が良さそうです。
半世紀以上地元に愛されている老舗ですので、レビューを読んでそれでも食べてみたいという方のみお試し下さい。
ごちそうさまでした<m(_ _)m>
ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにてショート動画公開中
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[佐世保市の半世紀以上続く老舗ラーメン店]草木ヶ原ラーメン山県店
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