今日は佐賀市富士町の古民家の売買に向けての調査で佐賀市まで来ました。
思っていたよりはるかに時間がかかり、ギリギリ上下水道局に滑り込んで下水道配管図をゲットして出たのが17時。
これでやっと一段楽。
というわけで、兼ねてより憧れていたらーめんもとむらにやってきました。
私はいちげん及びそちらから独立された鶯のラーメンが大好きなのですが、その源流ともいうべきもとむらのラーメンを、どうしても一度は食べてみたかったんですよね(^-^)
ナビを頼りに着いてみると、喫茶店、もとむら、広島風お好み焼きと讃岐うどんのお店、中華料理店、茶房料理店のある複合した立地。
駐車場も40台以上あり、なかなか入りやすいですね。
入ってみると正に昭和な造りですが、掃除が行き届いていて清潔感があります。
厨房にいる男性は私とさほど変わらないくらいて、息子さんでしょうか。
後、お母様かな、年配の女性と2人で営業されてました。
半端な時間ですから私1人の貸切状態(^-^)
余談ですが、佐賀のラーメン屋を食べログとかで見ると、中締めをしていないお店が多いんですよ。
代わりに夜8時とか9時で終わり。
私的には寄りやすいけど、深夜はチェーン店くらいしか開けられないんでしょうね。
閑話休題。
壁のメニューを見るとラーメンと餃子といなりとご飯しかない潔さ。
佐賀と言えば玉子ラーメン、ということで玉子ラーメンを注文。
作るのを拝見していると、昔ながらの茹で釜に平ザルで麺を茹でてます。
スープは見た感じはしっかり炊き込んではあるものの、濃度自体は低めっぽい。
で、スープを注ぐ時は表面の脂を弾いて入れ、少しその脂を入れて完成の、ラードを入れないタイプ。
そして出てきたラーメンは正に佐賀ラーメンという風情。
早速スープから飲んでみると、キリッとタレが効かせてあり、しっかりした塩分と旨味があって、アッサリしているけど美味いです(^-^)
いやあ、毎日でも食べたいし食べられる味ですね。
いちげんや鶯に比べたら相当アッサリなんですが、この感じでスープを濃厚にしたらああなるのかと思い馳せることが出来る辺り、やはり系譜が繋がっています。
麺はやや太めでしっかり茹でてあり、コシが出ていて美味いです(^-^)
小麦粉に含まれるグルテンがしっかり加熱されて初めてコシが出るわけですから、このしっかり茹でられた麺がスタンダードな佐賀ラーメンは、元々私好みなんですよねえ(^-^)
チャーシューは4枚、かなり塩分強めで昔ながらのホロホロする薄切りチャーシューです。
全体的に甘さがなくて、ご飯とも合うように出来てる感じですね。
卓上にはコショウしかないんですが、またコショウが合うんですよ。
無心に啜っていたらすぐに麺が無くなり、未練たらしくスープをチビチビ飲んでいたら無くなってしまいましたσ(^_^;)
健康には良くありませんが、それだけ美味しかったということで。
大変美味しく、また感慨深く頂きました。
ごちそうさまでしたm(_ _)m