[お値段優しめ本格江戸前鮨]すし奏(かなで)でおまかせ握りコース[ガーソーの熊本グルメ紹介]

 


 


 

2024年6月にオープンした熊本市中央区の下通アーケードと西銀座通りの角にあるファミマが入っているビル2階、江戸前鮨のすし奏(かなで)と個室蟹会席料理のお店蟹とみ。

 


 

同じ店内ですが2店舗営業されててどちらも気になるところですが、すし奏の方でおまかせ握りコース(税込12,000円)を予約して伺ってきました。

 


 


 


 

熊本市中心部のアーケードは人通りがめっちゃ多く賑わっていて、その側道、ファミマの入ったビルの西銀座通り側に階段とエレベーターがあり、エレベーターで2階に上がると左手に入口があります。

ちなみに右手にはきれいなトイレがあります。

 


 


 

店内に入ると木の大きなカウンター9席があって壁にある水槽には毛ガニがいます。

 


 

そして奥は個室ゾーンになっていて、すし奏と蟹とみとしてこちらは営業されてます。

 


 


 

 

個室は真ん中に通路があって両側に個室の2人席3つと奥に4人席が区切られて片側で10名かな。

仕切りは取り外し可能なので事前に予約すれば2～8人の個室と10～20人の宴会まで対応出来ます。

 


 

奥の個室にご案内頂き、烏龍茶を注文して早速コーススタート。

ちなみにお酒の種類もかなり充実しています。

 


 


 

まずは先付、冬瓜のすり流し蟹身入り。

コップで出てきますが蓋替りにイチョウの葉を置いてあるのがオシャレですね。

もちろん美味しい上、蟹が入っていることでツーランクアップしてる感じがします。

 


 

次に前菜3種盛り。

 


 


 


 


 

蟹つみれあおさ海苔、蟹爪と出汁ジュレ、春菊と菊花のおひたし蟹身和え。

いずれも手が掛かっている上、蟹とみを同じ店舗でされているからかやたらと蟹が出てくるのは正直嬉しい(^-^)

 


 

お造りはヤイトガツオ。

 


 

まだ脂がのる時期ではないからか、もっちりした赤身でスッキリとしていて爽やか。

臭みが全くなくて香りもよく、下にたっぷり置いてあるミョウガと一緒に頂くと更に美味しい(^-^)

 


 

握り3貫、中トロ、真鯛、ホタテ。 江戸前鮨なのでどれも煮切りが塗られている為、そのままパクっと頂きます。

 


 


 

中トロは脂のノリは控えめですが身がしっかり熟成されてて旨味がしっかり。

 


 


 

真鯛は湯霜造りにした上で食べやすく皮をカットされてて食べやすく美味しい。

 


 


 

ホタテはめっちゃ大きくて甘味がありこれまためっちゃ美味しい。

そしてこれらのシャリは赤酢を使用されてて塩味も旨味も強め、米粒自体がしっかり立ってて口中でパラリとほどけてネタと一体化する感覚が素晴らしい。

 


 

ここで烏龍茶を飲み終わり、冷たい緑茶に。

この緑茶も玉露入りで美味しいです。

 


 

蟹とトロたくの巻物いくらと蟹身のせ。

 


 


 

蟹身とトロたたきと刻みたくあんをのせた巻物の上にたっぷり蟹身といくらがのせてある超贅沢な巻物。

こちらももちろん味付け済なのですが一口で食べれば超幸せに、ちびちびとお酒と一緒に頂いたりすると長く幸せになれます。

 


 

握り3貫、本マグロ漬け、真鯵、アオリイカ。

 


 


 

江戸前ネタの定番であるマグロの漬けはしっかりと、でも味濃すぎなくてちょうどよく美味い塩梅が素晴らしい。

 


 


 

真鯵は柚子胡椒っぽい薬味がのせてあり、爽やかさと辛味、そして美味しいアジとシャリの組み合わせが素晴らしい。

 


 


 

アオリイカはイカソーメンのように細切りにしたイカと細切りのシソを絡めて煮切りを塗ってあり、イカの甘みと歯応えにシソの爽やかさが良い感じ。

 


 

箸休めは蟹と雲丹のソーメン。

 


 

この出汁が美味くて、たっぷりの蟹身と雲丹入り。

 


 

このソーメンが美味くないわけがないという贅沢な味わいです。

 


 

握り3貫、煮穴子、炙り大トロ、雲丹。

 


 


 

大きくフワフワな煮穴子は口中で瞬時にとろける柔らかさと煮詰めの甘みとコク、そしてシャリの組み合わせが美味い。

 


 


 

炙り大トロは炙ってあるのとたっぷりめのワサビ添えだからか、脂が強すぎなくてこれもまた美味しい。

 


 


 

雲丹は塩水雲丹なのかミョウバンの風味は一切なくてひたすらに甘くて美味い。

これに赤酢のシャリと海苔の組み合わせは控えめに言っても神だと思いますね。

 


 

蒸し物はズワイガニの茶碗蒸し。

 


 


 

茶碗蒸しの上に蟹入り餡とイクラが入ってこれまた幸せの味。

 


 

巻物、玉、留椀。

 


 


 


 

巻物は干瓢巻き、玉はカステラ風玉子焼きで留椀はあおさの赤だし。

 


 


 

干瓢巻きってこんなに美味かったんだなあと思ったし、玉子焼きのフワフワ感はもはやスイーツ。

 


 

あおさ入りの赤だしはしっかりした味で魚の風味を洗い流してくれます。

 


 

〆は梨のコンポートと熱いお茶。

 


 


 

梨のコンポートも美味しいし、熱いお茶で余韻を残しつつ終了。

 

本格江戸前鮨だからシャリがネタに負けてないし、ネタもそれぞれに手が掛かっててシャリに負けてなくて、それぞれにめっちゃ良い塩梅で美味しいです(^-^)

そして蟹料理店もされているからか料理に蟹がたくさん使われていて、蟹好きとしてはめっちゃ嬉しかったですね。

これだけしっかりした鮨と料理で税込み12,000円という高級鮨店としては優しめの価格設定。

というか蟹の使用率考えたらむしろ安い気がします。

熊本の本格江戸前鮨、機会があればぜひお試し下さい(^-^)

 

 

ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて紹介動画公開中

 

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