博多一双さんが8周年を迎え、祇園店にて去年と同じくプレミアムラーメンを販売されるという周年イベントを11月28日に開催されるということで、早速前売りチケットをゲットした上で、村上めしのYouTuber、katsumura氏と一緒に博多一双の山田大将を取材させて頂いた記事を11月14日にアップしておりますが
インタビューのブログ記事
11月28日、博多一双祇園店にて実食して参りました!
11時スタートの事前にそれぞれ時間が決まっている入替制ということで、11時の組な私は11時前に到着し、katsumura氏と合流してお店の前で待ちます。
今回のイベントは2,000円の前売りチケット制で、すぐに完売してしまったんですが、なんせ原価無視のプレミアムラーメン+ご飯物+デザート+飲み放題付でこの値段なので、去年の松茸ラーメンを食べている私からすると、ものすごくお得なイベントなんですよね。
スタッフさん達の入念な準備とミーティングが行われているのをお店の外から眺めつつしばし待っていると、スタッフさんが出てこられて前売りチケットの確認をして頂き、それから店内へのご案内が始まって、奥のテーブル席に着席。
卓上には博多一双と書かれた紙が敷かれ、金のレンゲが置いてあります。
まずはスタッフさんが回って来られて、ドリンクのオーダーを聞かれ、私は黒烏龍茶を注文。
お酒を飲まない私ですが、今回の飲み放題は澤屋まつもとUltra(高級な日本酒です)、生ビール、ハイボール、烏龍茶、黒烏龍茶、コーラ、アップルジュースというラインナップ。
周りの方はほぼ澤屋まつもとUltraを頼まれていました。
尚、卓上には別にお冷が置かれていましたが、この水がまた美味い!
去年はわざわざ山田大将がうきは市に水を汲みに行っていたそうですが、今年も何かしらこだわりの水を提供されていたようで、ワクワクが止まりません。
それから山田大将からのご挨拶、その後弟さんである章仁さんからの今回のラーメンの説明があり、使用されている佐賀牛の個体番号が表示されたりしてから調理が開始され、次々にラーメンと炊き込みご飯が運ばれてきます。
特注の金の丼に入った佐賀牛と黒トリュフのプレミアムラーメンとポルチーニ茸ご飯が着丼!
ラーメン動画
まずトリュフの華やかな香りが立ち上り、バラの花びらのように仕上げられた肉は佐賀牛のミスジを真空低温調理し、タレに漬けこんでから220度の油でサッと素揚げして旨味を閉じ込めるという手法で仕上げられた極上のチャーシュー、いやローストビーフというべきですかね、その周りには一面に薄切りにされたイタリア産の黒トリュフがこれでもか!とばかりに入っていて、いやいやこの見た目だけでも既に2,000円どころじゃない原価がかかってます(;^ω^)
スープはわずかに色づいていて、下には製麺屋慶史謹製のストレート細麺が沈んでいます。
まずはスープからいただいてみると、上質なコンソメスープのような透き通った、でも奥深い味わいの奥に醤油ダレが調和していて、洋なのに和、そしてちゃんとラーメンのスープとして仕上がっています。
鶏ガラや豚骨、鶏ミンチ、豚ミンチ、炒めたベーコンと野菜を丁寧に炊きこんだスープということで、上質なコンソメスープのような濃度は高くないけど奥深く優しい味わい、そこに牛脂にトリュフを加えて仕上げたオイルがコクと甘みを与え、ヤマタカ醤油の本醸造醤油と濃口木星醤油を合わせた醤油ダレが下支えをすることで、洋のテイストながらラーメンのスープとしてちゃんと成立していて、そこに更に黒トリュフの芳醇な香りをまとって完成したこのラーメンは、正に今まで食べたことも想像したこともなかったプレミアムな一杯、前売りチケットに記載されていた至極の一杯です。
次に麺。
製麺屋慶史謹製のコシが強い細平打ち麺で、麺自体もめっちゃ美味しい!
スープ自体が低濃度なので、この細麺がよく合っています。
そして佐賀牛ミスジのチャーシュー。
これをチャーシューと言ってしまって良いのかという感じですが、脂肪が無い柔らかい赤身は塩分控えめに味が付いていて、スープを邪魔せず、でも肉自体の旨みはしっかりと感じられて、めちゃくちゃ美味いです。
真空低温調理でゆっくり火を入れた後にタレに漬けこみ、そこから220度の油で瞬間的に素揚げして仕上げた逸品で、麺量が100gに対し、この肉が100g入っていて、ボリューム感も素晴らしい(^-^)
そして黒トリュフ。
めちゃくちゃたくさん入っていますが、食感自体はマッシュルームに似ていて、キュッキュッとする感じの歯ざわり、味自体はしませんが、とにかく香りが突き抜けていて、それもそうでしょうけどいくら薄切りとは言えこんなに黒トリュフが入っている料理、私は今まで食べたことがありません。
この黒トリュフの香りを活かす為に、99度くらいのアツアツのラーメンではなく、2度下げて97度で提供されているそうで、試作を繰り返してこれに辿り着いたそうですが、濃度が低いスープですからそれでも充分に熱く、そして香りは素晴らしく、いやいや本当にプレミアムです。
合間にポルチーニ茸ご飯も頂きました。
旨味が強いポルチーニ茸がこれもまたたくさん入っていて、食感もよく、めちゃくちゃ美味しいです。
上に黒いものが少し乗っていましたが、これもトリュフで味も香りも完璧ですね~。
このご飯をレンゲに少し取り、ラーメンのスープを少し入れて食べるのもものすごく贅沢かつ美味しかったですし、肉で巻いて食べるのも美味いしで、堪能しまくりでした(^-^)
ご飯が無くなり、でもスープはまだあるという状況の中、昨年の松茸ラーメンの時は替玉は出来なかったんですけど、今年はもしかしたら出来るかもしれない!と思ってダメ元で替玉お願いできますか?と山田大将に聞いてみると、大丈夫です!との力強いお返事が!
一斉に周りで私も私もと替玉の注文が殺到。
スタッフさんもネクタイ締めてピシッと衣装揃えて、まるで一流のお寿司屋さんや料亭のような流れと雰囲気だったので言いにくかったんですけど、このラーメンをもっと楽しみたいという素直な気持ち、それを汲んでくれた大将の心意気には感謝ですね!
そしてこの替玉の麺も、より以上にパツンとしたコシが味わえて美味かったです。
普段ならラーメンのスープはよぼどで無い限り、年齢もいってますから飲み干さないようにしているんですけども、このラーメンに限っては飲み干さない方が罪って感じで、替玉した麺と共に一気にスープまで完食。
満足感のあまり、食べてしばらく放心状態でしたが、そこでデザートをお持ちしますとの声かけが。
器を下げられ、栗と金時芋のデザートが出てきました。
これがまあパティシエさんが作ったとしか思えないレベルの出来栄えで、丁寧に練り上げられた金時芋の上に栗ムース、その中にも栗の粒が入っているんですけど、それを合わせたてあり、その上に飴細工が飾ってあります。
素材の甘みを活かした上品かつ満足感のある美味しさ、そして飴細工を砕いて混ぜながら食べるとザクザク食感も楽しめるという二段構えのデザートでもあり、この時点で自分がラーメン屋にいるということを完全に忘れさっていました。
食べ終わり、ごちそうさまでしたと席を立って、お店を出たら山田大将がご挨拶をして下さり、私とkatsumura氏それぞれで写真撮影させて頂いたりした後。
2人とも振る舞い酒は頂かなかったにも関わらず、ラーメンに気持ちが酔っぱらったように高揚してしまい、お店の外でkatsumura氏のYouTube番組のエンディングを撮影した際もお互いテンション上がり過ぎてニヤニヤが止められませんでしたね(;^ω^)
その様子はぜひ、村上めしで検索すると出てくるYouTube番組、katsumura Channelでチェックしてみて下さい。
私もYouTubeを始めましたので、ラーメン大好きガーソーさん-YouTubeにて、今回のプレミアムラーメンも番組公開しております。
どちらも良かったらご視聴下さい。
とにかく大満足な体験をさせて頂きました。
食べている途中に山田大将が他のお客様と会話されているのが聞こえてきたんですけど、途中で原価計算は諦めました、でも材料費だけで〇〇万円以上赤字でした、と話されていて、そこに人件費、水光熱費、ここに至るまでの経費や1日お店を休んだ分の売上減など諸々考えますと、1年に1度とは言えありえないほどの大盤振る舞いで、山田大将の心意気と、このレベルのラーメンとご飯、デザートの提供と接客が出来る博多一双の底力に感心しきりでした。
来年の周年イベントも万難を排して参加しようと思います。
ごちそうさまでした<m(_ _)m>
ラーメン大好きガーソーさんYouTubeチャンネルでも動画公開中です。
実食YouTube動画
Yahooニュース及びファンファン福岡ではまた違う切り口で記事を掲載していますので、良かったらご一読ください。
Yahooニュース掲載創業8周年イベント記事
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