4月25日、急な話でしたが、川端商店街の地下にあって2月末に惜しまれつつ閉店した金菜亭、店主さんが交代してのリニューアルオープンをされるとは聞いていたんですけども、その新しいお店の試食会をされていると聞きつけ、ツレと2人でランチタイムに伺ってきました。
川端商店街近くのコインパーキングに車を停めて、川端商店街の竹乃屋さんと宝くじ売り場の間にある地下への階段。
この時点ではまだ看板は金菜亭のままです。
そのまま階段を下りて目の前が金菜亭ですが、やはり看板はそのまま、閉店しましたの張り紙もそのまま。
が、店内の厨房には男性三人が忙しく働いていらっしゃったので、店内に入ってみると、確か以前は券売機は無かった気がしますけど、入口左手に券売機。
お店自体のレイアウトは変わっておらず、L字型のカウンター席が7席、左手奥に二人用のテーブル席5つで、計17席。
カウンターの真ん中辺りに二人で座り、試食会用のメニューを拝見すると、中華そば(塩、醤油)、煮干しそば、つけそば、昆布水つけそば、麻辣そばの6麺。
とりあえず全部食べてみることにして、まずは中華そばの塩と醤油をお願いしました。
待っている間に卓上を確認しましたが、ブラックペッパーのミルと餃子用のタレのみが置いてあります。
これは営業開始時もそうなのかはわかりませんが・・・。
また、卓上には月光軒という店名及びそれぞれのこだわりが書かれた紙があり、しばしそれを読みふけります。
かなりこだわられていて、期待値は高まるばかりですね(^-^)
やがて中華そば塩、中華そば醤油が登場!
中華そば塩
最初にスープから頂いてみましたが、鶏の清湯スープは塩ダレがキレよく効いていて、スッキリながら旨味がしっかり。
スープとタレ、表面の油だけでも相当に美味いです。
麺は近くに製麺室を別に構えてらっしゃるそうで、自家製麺とのこと。
中太のストレート麺ですが、加水率は高くないようで、麺自体にスープがかなり吸われていて、コシよりも喉越しを味わう感じの麺って感じですかね。
個人的には中華そばの場合、もう少しコシが強い麺の方が好みなのですが、これはこれでそばって感じがして美味しいです。
具材は国産鶏モモ肉の出汁塩麴漬けと国産豚肩ロースの香味ダレ漬けで、どちらも低温調理でレアチャーシューに仕上げてあります。
それとミニトマトの和風マリナード、出汁漬けうずら卵、そしてネギと三つ葉。
このレアチャーシャーがまたどちらも違うタレで漬け込んであって、やわらかいだけでなく、単品としてもラーメンに合わせてもめっちゃ美味しく頂けました。
また、個人的大好物のうずらの卵が嬉しい。
ミニトマトは甘く、合間に食べるといい感じの箸休めになります。
中華そば塩、相当に美味しかったですね(^-^)
中華そば醤油
こちらは麺と具材とスープ自体は塩と同じで、タレが塩ダレから醤油ダレに変わっただけ。
なのですが、この醤油がとてつもなく美味く、またこれが麺に染みて醤油色に染め上がった麺と合わせて食べたらすごく美味しい。
醤油特有の甘さと香ばしさ、風味が強くて、実は醤油より塩派の私ですが、この醤油は相当に美味しいと言わざるを得ません。
次に、煮干しそばと昆布水つけそばを。
煮干しそばはネギの代わりに刻み玉ねぎと刻み赤タマネギが入り、背脂が表面に浮いていて、運ばれた段階から煮干しの風味が強く香ります。
麺と具材は同じですね。
スープは煮干しスープで割り込んでいるのか、ニボニボしているけど魚粉の粉感がなく、苦みえぐみはなくて煮干し感がしっかり。
こちらも相当に美味しいですね(^-^)
昆布水つけそば
麺が昆布水につけてあり、つけ汁は醤油ペースというか、中華そば醤油の濃度が上がって油が追加された感じ。
珍しいのは塩とレモンが付いてくるところ。
最初に麺をレモンと塩だけで食べても美味しいですよと勧められて頂いてみましたが、これが実に美味い!
麺はつけそばとそばでは違う麺のようで、全粒粉か何か入っているのか、こちらは冷水で〆てあるだけあってコシもしっかりしていて、蕎麦のように美味しく頂けます。
つけ汁につけて頂いても美味しいんですが、感覚的には蕎麦の鴨南つけそばに近い感じというか、これもまた美味しい(^-^)
麺の上ののってくるチャーシャーも冷たい状態ですけど、その分レアなまま食べられてこちらも旨いです。
最後に、残った昆布水でつけ汁を割って、割スープのようにして濃度を調節して飲んでみましたが、こちらも美味しくいただけました(^-^)
つけそば
麺が昆布水ではなく普通の水につかって出てきて、つけ汁にはうずらの卵とミニトマトが入ってます。
これは試食だったので、実は両方ともに入るかもしれませんし、実際のオープン時には再度確認してみようと思います。
ともあれ、こちらも麺をレモンと塩で食べたらめっちゃ美味いです。
つけ汁に入れて食べても美味しい。
昆布水の出汁自体がかなり美味しかったとは言え、昆布水でなくても十分に美味しいですね。
昆布の風味や旨味が好きな方は昆布水の方をオススメしますけど。
最後に麻辣そば
もう見た目から辛そうで、食べる前から危険だと思いつつ、一応食べてみました。
花椒がめっちゃ効いてて、いわゆる辛シビ系の味。
舌がしびれるほどです(;^ω^)
ニラとひき肉も美味いし、スープも麺も美味いんですけど、この辛シビが強烈過ぎて三口ほどで汗だくになり、ツレにお願いしました(;^ω^)
辛い物が好きな方にはすごくオススメです。
お店の名前は中華そば月光軒。
これでムンライケンと読むそうです。
プレオープンは4月27日~5月4日、11時~15時
正式なオープンは5月5日からで、なんと7時半~売り切れまでの営業とのこと。
正式オープン後はチャーシューそば、わんたんそば、地鶏ごはん、げんこつぎょうざが追加されるとのこと。
メニュー写真、中華そばの欄が空欄になってますが、塩醤油共に740円だそうです。
こちらの店主さん、麺家もち月、支那そば月やの立ち上げをされた望月さんだそうで、ずいぶん昔にお見かけしたことがあるよーなと思ってたんですが、約10年ぶりに博多のラーメン業界に戻ってこられたとのこと。
平成最後の博多のラーメン業界の期待の新店、ぜひオープンされたら食べに行かれてみて下さい(^-^)
ごちそうさまでしたm(_ _)m
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