平尾北交差点から東へ少し入ったところにあるつけ麺Tetsujiで間借り営業されている麺や鱗道。
つけ麺Tetsujiは自家製麺のモツつけ麺が有名で、かなり美味しいんですけども、コロナ過にあって現在平日昼のみ営業をされています。
そのつけ麺Tetsujiの営業していない時間帯で間借り営業されている麺や鱗道、その木村大将は以前渡辺通のヤキニクコウシさんで昼間に間借り営業をされていた煮干しラーメンニボラさん、昨年度はラーメンWalker九州2020にも掲載されていましたが、その創業者でもありまして(現在はニボラは人に譲っているので無関係だそうですが)、前回麺や鱗道に伺った時も相当に美味いラーメンや油そばに感激したものでした。
で、前回食べきれなかった鱗道ラーメンを食べたくて、隔週日曜日の11:30～15:00で営業されているので事前に調べて伺いました。
券売機の前には黒板が下がっていて、注文は席で伺うことと、今回使用されている煮干しに仕入れ先を記載されているんですが、一口に煮干しと言っても、片口鰯背黒、片口鰯白口、伊吹いりこ、平子鰯、エソ、アジ、サバ、ウルメ、いずれも国産の煮干しを大量に使用されているのがわかります。
こういう表示がされているのはいいですね～。
カウンターのみの店内では先客5名いらっしゃいましたが、手前のカウンターが空いていたのでそちらに着席。
大将１人でテキパキと作業されている中、メニューから今回は鱗道ラーメンに味玉トッピング、煮干しのみを使用した一杯を注文。
基本メニューだけでも淡麗煮干しラーメン醤油と塩、そして今回注文した純煮干しラーメンの鱗道ラーメン、高濃度の煮干しラーメンに鶏ガラモミジ、豚肉のスープを足して濃厚に仕上げた激鱗ラーメン、そして煮干しと鶏の油そばと悩ましいんですが、前回淡麗と油そばは頂いたので、今回まずは鱗道ラーメン。
店内に漂う煮干しの香りを楽しみつつ、しばし待って鱗道ラーメン登場！
ラーメン動画
香り立つ煮干し、そして目を引く低温調理されたレアチャーシュー、穂先メンマ、刻み玉ねぎ、岩のり、そしてトッピングした味玉がのった鱗道ラーメンは実に美味そうです。
早速スープからいただいてみると、確かなニボニボ感なんですが、エグミやらのイヤな感じは全然なくて、濃いけど飲みやすく、実にバランスが良いです。
麺は自家製ストレート麺、こちらもスープがやや吸われていて、ズルズルとのどごしが良くて美味いです。
レアチャーシューが見た目通り、ジューシィで柔らかくて美味いんですよね～。
そして刻み玉ねぎが相変わらず良い仕事してます。
穂先メンマも柔らかく、味付けの塩梅もよくてグッド！
岩のりは後半、スープがしみて柔らかくなってからが風味が良くて美味いですね～。
燕三条系もですが、煮干しラーメンに岩のりって定番なんですかね、そこは不勉強でわからないんですが、よく合っていると思います。
麺を完食したので和え玉を注文。
和え玉は普通の替玉に加えて、タレと少しのスープ、そして煮干しペーストがかかっているものでして、そのままよく混ぜて食べても美味しく頂けちゃいます。
和え玉動画
半分ほどそのまま食べてしまい、後からスープに入れて美味しく頂きまして、ついついスープまで完食。
普通の替玉よりも塩分が強くなりますが、そのまま食べてもかなり美味いんで、煮干し好きにはかなりオススメです。
そこから激鱗ラーメンにいくか悩んで、前回相当に美味くて気に入った鶏と煮干しの油そばを追加注文。
油そば動画
こちらは太麺での提供になりますが、この麺がまた美味いんです。
今回は前回よりも少し塩味が強めでしたが、相変わらず美味い！
よく混ぜてズルズルと頂き、ご飯も追加して合間に頂いたりして、煮干し酢を麺に投入してサッパリさせつつ麺を完食。
残った具材と汁にご飯を投入してよく混ぜて、混ぜご飯としてかきこむのがまた旨し！
大変美味しく完食いたしました(^^)
煮干系で美味いお店が増えてきたのはラーメンマニアとしてはめっちゃ嬉しい限り。
間借り営業なのでいつでも気軽に食べられるわけではありませんが、スープにも麺にもタレにもとても手がかかっているのがよくわかるラーメンなだけに、そこはありがたく開いている時間にまた伺いたいと思います。
次回こそは激鱗ラーメンですね！
ごちそうさまでした<m(_ _)m>
ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて動画配信中
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