少し前の話ですが、博多区祇園町周辺で早めの用事が終わり、ちょっと早い時間だけどランチを済ませておこうと、久しぶりにやひろ屋に伺うことに。
こちらは2019年5月にオープンされた、博多警察署や博多商工会議所ビルの対面側にあるお好み焼きのむらしまの2階にあるお店で、平日の昼間のみしか営業されていないという、なかなかハードルが高いお店でもありまして、好きなラーメンなんですが、普段なかなか行けなくて、今回、久しぶりです。
ちなみに、やひろ屋さんはむらしまさんとはご親戚になるそうで、そのご縁から客席として使っていた2階を借りての、間借り営業のような業態で営業されているんですが、平日のみのランチのみという営業スタイルにも関わらず、さすがビジネス街、お客様が引きも切らないということで、今のところ移転の話もなく、オープン当初から変わらぬ営業スタイルです。
11時から営業開始で、まずは入口の前に。
入口には↑2階やひろ屋と書かれていて、そちらにも11時から15時、土日祝休みと記載があります。
尚、お支払いにはPayPayとLINEPay使用可能ということでシールが貼ってありました。
階段をよっこらせと2階に上がってみると、開店と同時にだったのでノーゲスト、ちょうど最初のお客さんということになりましたので、店内の写真も撮らせて頂き、窓際の席に着席。
入口には消毒があり、壁にも大声での会話は控えて下さいとか、定期的に換気してますとか書いてあって、やはりコロナ対策をしっかりされていますね。
席自体も元々適度に離してあるんですが、その席がまた喫茶店の深く腰掛けるタイプのイスと低いテーブルの組み合わせで、これだけ見たら喫茶店と勘違いされそうな内装です。
ちなみに、以前より席数は少し減らしてあり、18席になっていました。
テーブルの上にはギャバンのコショーとお冷、お箸、レンゲ、爪楊枝、壁の方にはティッシュが置いてあり、シンプルですが必要な物は全て揃っているって感じ。
大将が奥の厨房でラーメンを担当されていて、奥様がホールを担当されているんですが、早速奥様が注文を取りに来られたので、メニューにある博多鶏そばと中華そば、後はあばら飯を注文することにして、まずは中華そばからお願いしました。
ちなみに、こちらは鶏ラーメンの専門店ということで、中華そばは鶏清湯スープ、博多鶏そばは鶏白湯スープのラーメンになっています。
そんなに待たずに中華そば登場!
立ち上る醤油の香りと鶏スープの良い香りがいいですね(^-^)
透き通った鶏ガラ清湯スープの表面にはキラキラと油が浮いていて、めっちゃ美味そうです。
具材は豚バラのチャーシューと豚肩ロースかな、チャーシュー二種類にナルト、メンマ、カイワレ、ネギ。
甘みがありつつキレよく効いている醤油ダレと丁寧に取られた鶏ガラ清湯スープはアッサリしつつもしっかりと旨味とコクがあって美味いですね~。
油によるパンチもあって物足りなさはありません。
麺は製麺屋慶史謹製の中太ちぢれ麺。
ツルシコでスープとの絡みもよくて美味いです。
麺量は150gほどあり、大盛はあるけど替玉は無し。
でも、そこそこの麺量+具材で結構ボリュームはあります。
以前はストレート麺もあってどちらか選べたと思うんですが、ちぢれ麺に統一されたようです。
豚バラのチャーシューはかなり味付けもしっかりしていて、ご飯にも合うタイプ。
肩ロースの方は対して控えめで、ラーメンに対してならこちらの方が合っていますが、豚バラの方のご馳走感も捨てがたし。
メンマも歯応えがよく、味付けの塩梅も良くていい感じです。
以前は中華そばの方にもレモンが浮かべてあったと思うんですが、今回は入ってなくて、そこも変更されたようですね。
個人的には酸味がちょっと有るのも好きなんで残念ですが、恐らく主に通ってらっしゃるお客様にはそれは無くても良かったんでしょう。
あばら飯
名前からして豚の軟骨とかを使ったものかなと思ったんですが、豚バラ肉のチャーシューと刻みチャーシューをタレと共にご飯にのせたミニ丼でした。
豚バラチャーシューが美味いんで、これは肉好きにはオススメですね~。
最後に博多鶏そば。
こちらは水炊きを思わせる金色に輝く極上の鶏白湯スープ。
濃度そのものはそこまで高いわけではなく、ややトロミがありつつも飲みやすく、バランスがいいですね。
敢えてだと思いますが、ブレンダーで泡立てたりされてないので、重厚感も感じつつ、そこにレモンがめっちゃ良い仕事してくる感じ。
いやあ、このスープ、バリうまです!
麺は製麺屋慶史謹製の同じ中太ちぢれ麺。
これもまたスープとの絡みが良くて美味いです。
チャーシューは豚肩ロースと鶏胸肉の二種類、それにメンマ、カイワレ、ネギ、レモン。
チャーシューはどちらも、特に鶏胸肉は低温調理してあってしっとりと柔らかく、また味付けの塩梅もよくて美味いです。
メンマは味付けが控えめでスープを邪魔せず、歯応えのアクセントがいいですね。
そしてとにかく全体的なバランスがよく、そこにレモンの酸味がいい仕事をしていて、ついついスープまで完食。
どちらも美味かったですが、一番の驚きはこのクオリティとボリュームで670円という価格なことですね。
あ、味玉が以前はあったと思うので、それは復活希望(;^ω^)
久しぶりに伺ったら更に進化して美味しくなってました。
また近くに来たら伺いたいと思います。
ごちそうさまでしたm(_ _)m
※私の訪問後、担々麺の発売も開始されたそうです。13時以降の販売とのこと。
ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて動画配信中
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