2021年7月15日~8月14日の期間中博多一幸舎各店で開催されている麺祭り2021。
以前は福岡県下のお店ばかりだったので全店回っていたものでしたが、海外のみならず国内にも出店が進んだ結果、今や全店を回るのはハードルが高くなってしまったので、福岡県下のお店で気になる商品のみ食べに行くという感じになっております。
ちなみに、今回の麺祭り参加11店舗は下記の通り。
≪福岡県≫ 総本店・博多デイトス店 ・福岡空港国内ターミナル店・博多一番街店
マークイズ福岡ももち店
≪岡山県≫ さんすて岡山店
≪大阪府≫ エキマルシェ大阪店・大阪福島店
≪京都府≫ 京都拉麺小路店
≪東京都≫ ららぽーと立川立飛店
≪沖縄県≫ 那覇国際通り店
この内、福岡県下で言うと総本店はにぼとん、博多デイトス店は濃厚豚骨辛担々麺、福岡空港国内ターミナル店は鶏ガラ煮干しラーメン、博多一番街店は博多まぜそば、マークイズ福岡ももち店は煮干しそばとなっていて、全体を見ても魚介系の割合が多くなっています。
煮干し、いわゆるニボ系はかなり好きなので、機会があれば食べようと思っていたところ、先日伺う機会があったので博多一幸舎総本店に伺ってきました。
時間をずらして伺ったので、店内は数人のお客様のみ。
まずは入って右手に設置してある消毒をしてから、入口入ってすぐ正面にあるタッチパネル式の券売機の前に。
博多一幸舎総本店は他の博多一幸舎と違い、総本店の名にふさわしく全世界の一幸舎の旗艦店という位置付けの為、色々な点で違いがあります。
まず、基本のラーメン自体の味、スープも麺もチャーシューも違います。
餃子も焼めしも違いますし、内装や丼、レンゲなどもより博多らしさを打ち出したものとなっています。
どれもワンランク上のこだわりがあるんですよね。
で、せっかく来たので麺祭りのラーメンであるにぼとん以外にも食べようと、味玉ラーメン、餃子、焼めし小も購入。
それからカウンターの真ん中にご案内されます。
二席ずつですが、各席には仕切りが設置されていて、そのカウンター二席の真ん中には冷水が出てくるレバー式水栓が設置してあり、お冷が自分ですぐに注げるようになっています。
また、これもラーメン店ではまず見ないサービスですが、カウンターに着席したら冷たく冷やした布おしぼりが出てくるのが嬉しいですね~。
卓上には白しょうが、辛味、コショー、ゴマ、替玉専用タレ、餃子のタレが置いてあります。
他の一幸舎だと激辛の辛子高菜や生ニンニクがあるんですが、総本店の場合は高菜の油炒めはあるけど辛子高菜は置いてありません。
その為かわかりませんが、ラーメンの値段も他の一幸舎の基本のラーメンが750円に対し、総本店のラーメンの値段は創業時と同じ680円となっています。
実際には作り方や材料をはじめ、ものすごくこだわっているラーメンなので安いのはおかしいんですが、その辺が博多の心意気ということなんでしょうね~。
ちなみに、総本店は羽釜で頭骨を主体に背骨や丸骨を加えて豚骨スープを炊かれていますが、その羽釜が3つあり、骨を入れ替えながらスープを移して濃度を上げていく熟成追い炊き製法を採用されています。
博多一幸舎の豚骨スープ自体は全て熟成追い炊き方式なんですが、元祖泡系を名乗られるだけあって、総本店のスープは特にクリーミーに仕上がっていて、リニューアルされたタレもヤマタカ醤油の再仕込み醤油に魚介ダレを加えてあり、まろやかな口当たりとガツンと旨いインパクトを両立させているんですよね~。
作られているのを眺めながらそんなことを考えていたら、まずは麺祭りのにぼとんが登場!
尚、麺祭り商品を選ぶと丼と博多一幸舎特注のサイコロが出て来て、出た目によってプレゼントが頂けるというチンチロリンタイムがあります。
ちなみに私は「一」が出て、お好きなトッピングが1つ無料で頂ける無料券を頂きました。
さて、にぼとん。
今回の麺祭りは製麺屋からの挑戦状というテーマがあり、製麺屋慶史の特製麺「乱切り麺」を使用した創作麺を参加各店で作るということになっていて、にぼとんにもその麺が使われています。
やや太めで気持ち平ぺったく、見た目もっちりコシがあるように見える麺は実に美味そうです。
そして着丼時点で立ち上る煮干しの香りがすごい!
スープの見た目もあのすごい煮干しラーメン凪を彷彿とさせます。
まずはスープから頂いてみると・・・めっちゃニボニボしてる!
豚骨スープが支えている上にガッツリ煮干し、煮干しの粉末も入っているみたいで、相当なインパクトがあります。
タレが強いのか、煮干しの粉末の塩味が重なるからか、最初の一口は絶大なインパクトで美味いんですが、後半ちょっと塩気強めでスープを飲み干す感じではなかったですね~。
でも、とにかくもっちりのど越しの良い麺と刻みネギとの相性がバツグンで、ズルズルと啜る手が止まりません。
レアチャーシューは低温調理されていてしっとりと柔らかく、でも肉感と程よい味付けでバリうまいですね~。
メンマもシャキシャキの歯応えがありつつ柔らかく仕上がっていて、量もたくさん入ってていい感じ。
麺と具材を食べて終了したところで、味玉ラーメン、餃子、焼めし小が登場!
味玉ラーメンは一面の脂泡が浮かび、さすが元祖泡系という感じ。
やや茶色みがかかった雲海のようなスープの上にレアチャーシューのピンク、ネギの青、キクラゲの黒、トッピングの味玉の白と、色味もそそられます。
まずはスープから頂いてみると、まろやかな口当たりだけどしっかり豚骨のコクがあり、キレよく醤油が効いたタレが合わさって実に美味い(^-^)
塩味のバランスも完璧です。
麺は製麺屋慶史謹製の細平打ち麺で、総本店限定の小麦ブレンドを使用し、通常麺の三倍の時間をかけて作られているという総本店限定の麺は敢えて加水率を上げてしなやかでもっちりしたコシがありつつパツンとした食感を両立させていて、これがまたスープとの絡みが良くてバリ美味いんですよね~。
総本店限定のレアチャーシューもまた柔らかくて美味い!
味玉は相変わらず美味いんですが、実はこれも総本店オリジナルのタレで作られていて、更に半熟具合も完璧です。
焼めしはしっとりパラリとした食感が素晴らしい逸品。
味付けの塩梅もよく、専門店でもなかなかこのレベルの焼めしは出せないなと思うほどにレベルが高いです。
※博多一幸舎では社内で焼めし検定があり、合格しないと作れないらしいです
また餃子も毎朝店舗で手作り手包みされているそうで、しっかりと焼き目を付けていて味付けもしっかりめの餃子は旨味が濃く、ご飯にもお酒にも合います。
これもまた専門店以上に美味いんですよね~。
一通り食べてしまい、ラーメンの替玉をヤワで注文。
卓上には替玉専用のタレがありますが、1回目の替玉はあえてタレを入れず、代わりに白ショウガを少し入れて頂くのが個人的に好きなんですよね。
より麺を味わえるというか。
※これに関しては私個人の好みの話であっておススメしているわけではありません
そのままスープまで一気に完食して終了。
麺祭りのにぼとんは美味しかったけど若干塩味が強かったですが、味玉ラーメン、餃子、焼めしに関してはいつもながら完璧で、相変わらず総本店は美味いなあと再認識しました。
なかなか立ち寄れませんが博多駅近辺で豚骨ラーメンのおススメを聞かれたら、迷うことなく博多一幸舎総本店か博多一双博多駅東本店のどちらか、あるいは両方の食べ比べをお勧めしている私としては、久しぶりに食べて満足でした(^-^)
ごちそうさまでした<m(_ _)m>
ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて動画配信中
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