せっかくだから気になりつつも食べたことがないラーメン屋さんに行こう、糸島編。
202号線、いわゆる唐津街道沿いに昔からあって気になっていた、前原の元祖ラーメンに初めて来ました。
先に長浜の元祖に出会ったからか、本当に何となくなんですが、なんで元祖なんだろうと思いながら行かなかったんですよねσ(^_^;)
さて、前面に駐車場はありますが、交通量が多い202号線沿いだけに、出入りは注意が必要です。
駐車場に停めて店内に入ると、掃除は行き届いてますが、如何にも昔からあるラーメン屋さんって感じです。
今では一九ラーメンや一部の老舗店くらいしか見ない、二連羽釜で片側がスープ釜、片側が麺茹で釜がここでは現役で稼働してます。
カウンター席が12席、2人用テーブル二つ、4人用テーブル4つの計32席。
近所のお一人様のおいさん2人、子供連れのファミリーが後から入れ替わりでどんどん来て、でもまったり和気藹々とした雰囲気。
多分、大将、奥様、息子さんの3人でされてると思うんですが、大将も腰が低い方で、奥様の気配り目配りがすごくて、なんかアットホームで良い感じなんです(^-^)
とりあえずカウンターに座り、トッピングに生卵があったので生卵入りラーメンを注文。
こちらはチャンポンもあり、餃子やかしわ飯(いわゆる鶏の炊き込みご飯)もありますが、まずはラーメンかな。
麺の固さを聞かれましたが、私は普通でお願いしました。
少し待ってラーメン登場！
麺の茹で時間から、もしかしてとは思っていましたが、見た目からして佐賀ラーメンにそっくりですね。
麺が気持ち太めで、普通でもしっかり火が通っていて博多基準ならバリやわくらい、でも多分佐賀なら標準、私にはめっちゃ好みな感じ。
スープは時間が経つと膜を張るほどしっかりしたスープなんですが、濃すぎないちょうど良い感じの濃度と、やや強めに効いたタレ、しっかり感じるニンニクの風味がバリうまです。
チャーシューはチャーシュー麺を頼むとロースとバラが入っているみたいでが、ラーメンに入ってたのはほぼ脂身の多分バラチャーシュー。
でもこれも美味い(^-^)
カウンターにはコショー、ゴマ、紅ショウガ、替麺のタレが揃っていて、やっぱりコショーがめっちゃ合います。
卵をレンゲで潰して麺に絡めて食べたりしてたら麺が無くなり、替麺を注文。
羽釜で平ザルを使って麺をサバく大将に見惚れながら待つことしばし、替麺登場。
タレを足さなくても美味しく頂けましたが、とにかくスープがピシャリと好みなので、ついついスープまで完食σ(^_^;)
このスープでチャンポンは絶対美味いだろうなあ。
次はチャンポンと餃子を頼もうと思います。
しかし、今までなんで行かなかったんだろう。
めっちゃ美味しかったです(^-^)
トータルバランスに優れたラーメンだけに、人に伝えにくいし、博多の方はカタ麺じゃない時点でダメだったりするかもですが、最近個人的にハマってる佐賀ラーメンに近い味が嬉しいです(^-^)
あ、まあ老舗としては佐賀ラーメンとは違いますよ、って話だとは思うんですが、あくまでも私個人の感想として、しっかりした豚骨スープ、キレよく効いたタレ、ヤワめの麺とくれば佐賀ラーメンのイメージになってしまっているものですから。
近々また行きます。
ごちそうさまでしたm(_ _)m