もう20年以上営業されている、福岡のラーメン好きの間ではかなり有名な福岡市南区井尻のてんてんラーメン。
のれんには「、、ラーメン」と書いてあり、平仮名で「いラーメン」だと思っている方もいらっしゃるというお店ですが、その表記でてんてんラーメンという名前です。
ここは通学中の小学生に汲み上げたお水を提供するお店としてテレビに何度も取り上げられていて、ラーメン自体も有名なんですが、すぐに売り切れてしまうたこ飯も有名で、かく言う私も今までたこ飯は一度も食べられた試しがありません。
そんなお店ですが先日、たまたま井尻近くでお昼前に時間が空いて、今から向かえば11時半の閉店前にお店に着ける=たこ飯が食べられる!というチャンスが到来!
ということで伺って参りました。
お店の左手前に2台、お店の右手横の美容室の隣にある4台の駐車場の内、3番と4番の2台、計4台の駐車場がてんてんラーメンの駐車場なんですが、5分前に到着した時点で駐車場の空きが1台のみ。
ギリギリセーフでお店の前に到着し、開店を待つ人たちと一緒にそれぞれに距離を取って待ちます。
ちなみに、11時半から23時頃までの営業で、売り切れ次第終了。
定休日は月曜日で、日祝は早めに売り切れて閉店されるというお店なんですが、まん延防止等重点措置の為、解除されるまでは20時までの営業になっているそうです。
やがて扉が開いて、店内にどうぞとの声かけを頂き、ゾロゾロとお店の中へ。
店内は明るく、老舗感はあるし新しいわけでもないんですが、清潔感がしっかりあって、かなり落ち着く雰囲気です。
年配の大将と奥様、それと女性スタッフさんの三名で営業されています。
手前側にはテーブル席、奥にはL字型でカウンターがあって、カウンター席にはそれぞれ仕切りが設置されています。
その奥の厨房では二連釜があり、スープと麺を茹でるのをそれぞれ釜で行うという昔ながらのスタイル。
ちなみに、奥の方では大きな五右衛門釜で豚骨スープを炊いてらっしゃいます。
カウンターに通して頂いて、早速ラーメンとたこ飯を注文。
そのまますんなりオーダーが通り、今まで食べられなかったたこ飯がついに食べられる!とコッソリと心の中でガッツポーズ。
ちなみに、ここのたこ飯は今までの写真で見る限りは大ぶりのたこがたくさん入っていてめっちゃ美味しそうで、それが200円というサービス価格の為か、10合炊きの電気炊飯器1台分しか作られておらず売り切れごめんの為、ほとんど開店と同時かそれに準ずるくらい早く行かないと食べられないという幻のメニューなので、喜びも一層です。
待っている間に卓上をチェックすると、ゆで卵と塩、コショー、ゴマ、紅ショウガと、他のラーメン店ではなかなか見られないコーレーグース(沖縄特産の島とうがらしを泡盛に漬けた辛い調味料)が置いてあります。
手際よく注文を受けながら次々とラーメンが出来上がっていく中、たこ飯とラーメンが着丼!
たこ飯を頂くのは初めてですが、大きなぶつ切りのたこがゴロゴロと入っていて、これは人気なのも頷けますね~。
味付けは塩加減は控えめですが、たこの旨味がしっかりしていて、めっちゃ美味いです(^-^)
ラーメンは表面にラードの層が浮かび、濃度はそんなに高くありませんが、豚骨の香りがしっかりしてきて、ちゃんと炊き込まれているなあという感じ。
たくさんのネギとメンマ、チャーシュー3枚が入っています。
スープから頂いてみると、イニシエ系の豚骨ラーメンに多くみられる脂の酸化したような風味とコク、塩分しっかりなんだけど若干の甘みがある醤油ダレが効いていて、ご飯にも合う旨さ。
こちらの方がやや甘さは控えめですが、笹丘の基峰に少し似ている味わいで、個人的にかなり好きなタイプです。
麺は「三葉のめん」と書かれた麵箱に入っていて、昔ながらの低加水でカタで頂くとややパツ感のある麺は、ヤワで頂くとしっかりコシが出てこれもがまた美味いんですよね。
茹で釜でしっかり泳がしている麺なので、どの状態で頂いても美味いと思いますが、個人的には最初は普通で替玉はヤワが好みです。
なので、今回も麺は普通でお願いしていますが、最初の一杯は作っている時間もあるからちょうどいい感じでスープによく絡み、これもまた旨し!
豚バラのチャーシューは味付けしっかり、でもラーメンの邪魔をしない程度のバランスで、ラーメンにもご飯にもよく合います。
メンマもシャキシャキしてて、味付け自体は控えめ、ラーメンと合っています。
ズルズルと勢いよく麺を完食し、茹で釜なので他の方の注文の様子を見ながら替玉をヤワで注文。
すぐに出て来て、その替玉の上にはチャーシューの切れ端が二切れ付いてきます。
100円の替玉でこのサービスは嬉しいですよね(^-^)
ヤワで頼んだ麺はしっかりと火が通り、コシが出ていい感じ。
この麺が昔ながらの博多ラーメンの麺って感じで、塩味と甘みのある豚骨スープによく合っているんですよね。
なので、二回目の麺も勢いよく完食し、またタイミングを見て替玉ヤワで注文。
次の替玉ではチャーシューの切れ端が三切れ。
このタイミングでコショーを入れたりして楽しみつつ、またアッという間に麺を啜り上げて三回目の替玉をヤワで注文。
これもまた三切れのチャーシューが付いてきて、トータルではチャーシューメン並みのチャーシューを頂いた気分。
三回目ではコーレーグースを少々投入。
辛味が加わることで、より豚骨が引き立ちますが、泡盛の風味があるので、これに関しては好みが分かれるところですかね。
ついついスープまで完食。
いやあ、やっぱりやや甘みがありながらも塩味強めのこのラーメンは、スープ自体は違うんですが大好きな基峰ラーメンさんと方向としては似ているところがあって、久しぶりに頂きましたがやっぱり美味いです。
ちょっとクセがあるタイプなので、万人向けではないかもしれませんが、ハマる方にはドハマリする一杯ですね。
美味しく頂きました(^-^)
ごちそうさまでした<m(_ _)m>
ちなみに、てんてんラーメンの右手側にはリトルテンテンという店名でハンドメイドアイシングクッキーのお店の入口がありまして、そこから入ったらクッキーが展示されているんですが、その横からてんてんラーメンに繋がっていて、実は奥様がクッキーを作って販売もされています。
様々なクッキーが販売されていますが、やはりアイシングクッキーが売りのようで、色々なカワイイのが並んでいました。
注文も、要予約かと思いますが出来るようです。
ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて動画配信中
#てんてんラーメン #福岡市南区井尻 #豚骨ラーメン #たこ飯 #福岡グルメ #福岡ラーメン #麺スタグラム #ラーメン大好きガーソーさん #ガーソー #gaso #ramen #tonkotsu #fukuoka #gourmet