ミシュラン8回獲得の天冨良よこ田が西中州に鮨と天ぷらのお店、博多鮨よこ田を12月8日オープン！
中州と西中州の間にある春吉橋、西中州側の国体道路から1本入った西中州の裏通りにあり、様々な飲食店が入居されているデルタウエストの1階奥、階段の裏手にあります。
今回は事前に鮨と天冨良特上会席16,000円税込を予約して伺いましたが、オープン記念期間限定9,000円のコース、上会席12,000円、極上会席20,000円と夜は全部で4つのコースがあり、ランチは昼会席6,500円、上昼会席9,000円の二つのコースがあります。
入口から入ったら流石新店、かっこいい空間で目の前にカウンター8席。
そこから右側に行くと2人から8人と広さを変えられる個室が複数有り、今回は奥の方の席にご案内して頂きました。
席に座って置いてあるドリンクメニューを拝見しましたが、イタリアのプレミアムラガーを含め個性的な酒類も揃っています。
飲まない私は烏龍茶を注文し、そこからの料理スタート！
まずは前菜五種盛り
右上から時計回りにカボス皮の珍味盛りで甘えびのコノワタ和え、つぶ貝のうま煮、カラスミ大根、茶ぶりナマコ、菜の花の辛し和え糸雲丹のせ。
甘えびはとろける食感と甘味にコノワタの旨味と塩味がよく合います。
つぶ貝のうま煮はちょうど良い味と火の通し加減が素晴らしい。
カラスミのネットリ食感が生のシャキシャキした甘味のある大根と絶妙にマッチ。
茶ぶりナマコは石川県の郷土料理で番茶にサッと通したコリコリしているけど爽やかな風味となったナマコをポン酢で。
菜の花の辛し和えはそれ自体も美味しいんですが、初めて食べた珍味、糸雲丹の風味が良くて病みつきな味わい。
どれもめちゃくちゃ美味くて一発目から感嘆の嵐です。
次に鮨三貫、アオリイカ、中トロ、クエ、そしてガリ。
ちなみに鮨は江戸前で全て味が付いて出てきます。
アオリイカは塩と柚子、クエと中トロは煮切り醤油、サイズがやや小ぶりでピンとしたシャリが口中でほどけてネタと絡み合い、素晴らしく美味しい！
ヒラメのお造り
シンプルですがこれまた美味い(^-^)
車エビとタケノコ、木の芽の天ぷら
衣がサックリと軽く、車エビの甘くてプリプリした天ぷら、サックサクに揚がった頭、しっかり下処理して煮つけられた上で天ぷらにされたタケノコ、風味だけ残してサクサク食感で口中に消える木の芽、どれも美味しいです。
春菊とホッケの一夜干し
これも珍しいと思うんですがホッケのプリッとした歯応えの一夜干しに爽やかな春菊、そして鰹節が旨い。
鮨二貫はシマアジと大トロ。
シマアジにはネギと柚子皮を合わせた薬味がのせてあり、歯応えと旨味に爽やかさが加わって極上の味わい。
大トロはスッと口中に溶けてしまい、思わず脱力してしまうほどの美味さです。
タラの白子と海老芋の天ぷら
とろけるタラの白子の天ぷら、ホクホクした海老芋の天ぷらに天つゆをかけて大根おろしとショウガを添えてあり、これも美味すぎて言葉がありません。
カニ入り茶碗蒸しイクラのせ
こちらも贅沢にカニが入った茶碗蒸しにイクラがのせてあり、至高の味過ぎましたね。
最後の鮨二貫は炙りサワラとウニ軍艦。
サワラってこんなに美味しかったっけ？と思うほどの肉厚ながら美味しさが口中ではじけ、ウニはミョウバン臭さなど全くなくてこれまた極上の味わい。
天茶と玉天
酢飯に桜エビのかき揚げをのせた天ぷら茶漬けは口中がサッパリ、でも桜エビのかき揚げの美味しさはしっかり感じられ、玉(玉子焼き)の天ぷらは正に鮨と天ぷらのお店ならではで美味しすぎました。
最後にフルーツ、豊中イチゴとシャインマスカット、そして熱いお茶で締め。
約90分くらいかな、お酒を飲まない分多少早めに料理を出して頂いたこともあるんでしょうけど、それでもアッという間に過ぎてしまいました。
鮨ももちろんめっちゃ美味しかったんですが、そこに本格的な天ぷらが加わるコースというのが満足度高過ぎましたね！
これで来年ももっと頑張ろうと思えたご褒美ディナーでした(^-^)
極上の鮨と天ぷら、ぜひお試し下さい。
ごちそうさまでした<m(_ _)m>
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