ちょっと前に唐津に仕事で伺いまして、あの伝説の名店一竜軒の跡で営業されている竜里に伺った後。
西日本新聞のラーメン記者小川祥平さんがぐらんざに掲載された竜里の記事で、豚骨に加えて鶏ガラを使用されているとの記事を読み。
以前からそうなのかもしれないと思っていつつも、バカ舌なので確信が持てなかったことが記事によって裏打ちされたということがありまして。
そうなると気になるのが、では他の一竜軒の系譜のお店はどうなのか、ということです。
そんな矢先に北九州市小倉北区でお仕事が入った為、仕事の合間に一竜軒のお弟子さんである一真軒に伺いました。
前面の7台ほど、狭いのでかなり停めにくい駐車場の奥が空いていたのでそちらに車を停めて、店内に空席が出来るまで名前を書いてからしばし待ちます。
やがて名前を呼ばれて奥の2人用テーブル席にご案内され、そちらに着席。
客席にはお冷と一竜軒の系譜ではお馴染みの赤いプラスチックのコップに入った紅ショウガと、その上の小皿にのった唐豆が置いてあります。
一光軒は紅ショウガのみですし、竜里はセルフで欲しい方のみが取る形式ですが、一真軒では一竜軒ばりに最初から置いてあるんですよね。
ちなみにこの唐豆、元々はラーメンを出すまでによかったらこれでもつまんで下さい、という心尽くしから産まれたものだそうです。
唐豆自体はよく炒った豆でかなり硬く、個人的には美味しい物かと言われたら無くても良い物なんですが、出された以上はありがたく残さず頂く主義なので、ポリポリと齧りつつ。
壁のメニューや席のPOPを見ていると、以前はなかった気がしますが味玉が販売されていましたので、ラーメン+味玉を注文。
おうちで一真軒しませんか?というPOPもあり、午前中受付と書いてありましたので、事前予約をすれば後日受け取れるのかな。
テイクアウトもされるようになったんだなあとしみじみ。
ちなみに、卓上にはコショー、アジシオ、醤油が置いてあり、アジシオや醤油はゆでたまごやおにぎり、ご飯、ネギチャめしなどに使うようです。
そんなに待たずにラーメン+味玉登場!
ラーメン動画
チャーシュー2枚、ネギ、海苔1枚の具材が乗っていて、今回初注文の味玉。
スープは色目が濃く、濃度はそこまで高いわけではないけどしっかり炊き込まれた豚骨スープ。
でも、スープから頂いてみると、豚骨とタレ以外にまろやかな旨味があって、意識すると鶏が入っているからこの旨さなのか、という感じ。
今までは薄々そうかもしれないと思いながらも確信が持てなかったんですが、そう思って食べると美味しかったのが更に美味しく感じます。
麺は気持ち太めでコシがあり、スープとの絡みがよくて、これもまた美味し。
チャーシューは表面は酸化していますが酸化臭はせず、ラーメンの味を壊さない一体感があるバランスの良さで美味しいです。
味玉は今回初めて頂きましたが、トロリとした半熟具合が素晴らしく、味の漬け込み具合もほど良くてバリうま!
替玉もあるんですけど、スープがなんせ美味くて、ついつい完食してしまい、替玉の出番なし。
いやあ、久しぶりに頂きましたが、相変わらず美味かったですね~(^-^)
一竜軒の系譜の中でも安定感バツグンに美味いです。
まあ最近は竜里も一光軒もどちらも更に美味しくなってきているので、甲乙付け難くなってきてはいますけど。
最後にレジで会計する際に、竜里の記事で鶏を使われていると書いてありましたが、一真軒でもそうなんですか?とお姉さんに聞いてみたら、ちょっと困った顔をされながら、鶏は使っています、とのお返事。
具体的にどう使われているのか、それはわかりませんが、長年薄々思いながらも確信が持てなかったことが確認出来て、とても満足でした。
この流れで圭順や一光軒の方はどうなのかも、いずれ伺った際に聞いてみたいところですね。
ごちそうさまでした<m(_ _)m>
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