福岡県道35号線沿い、ワンタンメンが人気の元祖志免三洋軒久山店初訪問。
以前から気になっていたんですが、先日やっと伺うことが出来ました。
前面駐車場9台、そちらに停めてお店の中に。
入口に入ると店内は横に長いL字カウンター、4人テーブル席2つ、4人座卓2つの座敷があり、カウンターは仕切り付で広く取ってあるけどそれでも25席、以前は30席はあったと思います。
L字カウンターの曲がった右側の席後ろの壁にはたくさんの漫画も置いてありました。
入口入って目の前に冷水機があるのでそちらでお冷を注いで、その隣のケースには漬物が入っているのでそちらから辛子高菜をゲット、そのままカウンターに着席。
卓上には紅ショウガ、ゴマ、ニンニク、コショー、餃子のタレ、ラー油。
カウンターの上の方にメニューが貼ってあるんですが、基本のメニューはラーメン、餃子、めし。
そのラーメンのトッピングとしてはチャーシューとワンタンがあるんですが、こちらではワンタンメンが人気と事前に聞いていたので、ワンタンメンと餃子を注文。
カウンターから見ていると、初代志免三洋軒の系譜だけあって昔ながらの茹で釜とスープ釜の二連釜。
これがある時点で相当古いお店かその系譜なのが分かります。
茹で麺機ではなく釜で茹でるので平ザルで麺をさばいていくんですが、これを使っての麺上げはかなりの技術が必要で、限られたお店でしか見ることは出来ません。
また、スープ釜からスープを注ぐ際には表面の脂をはじいて入れて、最後に表面の脂を掬って入れる、というのもイニシエ系のお店ならではの所作ですね。
そうして出てきたワンタンメン+餃子。
チャーシュー、ネギ、キクラゲがデフォで、後はトッピングのワンタンと見た目はシンプルですが、スープは頭骨とゲンコツを奥にあるボイラー式の五右衛門釜でじっくりと炊き上げてあり、濃度こそ控えめだけどしっかりパンチがあって、まろやかだけど脂感は控えめ、少し甘みがあり毎日でも食べたいし食べられる美味い一杯。
麺は自家製24番中細麺、気持ち太めでコシがあり、麺量も気持ち多めです。
チャーシューがまたやわらかくて美味しいんですよね。
チャーシューメンとめしの組み合わせが人気なのもわかります。
ワンタンはトゥルントゥルンの皮の中にたっぷりの餡、そして適度にニンニクが効いていてパンチがあり、ここではワンタンメンと決めている方が多いのも納得の美味さ。
キクラゲも硬すぎず適度な歯応えと柔らかさで、全てにちゃんと手が掛かっている感じです。
合間に餃子も頂きましたが、こちらもしっかり焼いてあり餡もなめらか、ビールにもご飯にも合うタイプ。
麺を食べきったので替玉を普通麺で注文。
丼にネギとタレを入れて持ってきて入れて下さるんですが、とにかく麺が美味くて箸が止まりません。
そのまま替玉2回目。
コショーや辛子高菜とよく合うので、それらも合わせつつ頂いていきます。
替玉3回目は紅ショウガも普段入れないんですけど少し入れながら一気にスープまで完食。
もっと早く食べに来てなかった自分をシバきたいくらいに大満足。
こちらは1997年創業、現在2代目の大将が営業されていて初代が製麺をされているそうですが、元々は志免にあった今は無き初代志免三洋軒の系譜ということで、食べてみるとああ、これこれと唸ってしまう懐かしくて美味しい一杯なんですよね。
まだ食べたことが無い方はぜひ一度お試し下さい(^-^)
ごちそうさまでした<m(_ _)m>
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