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[サンポー焼豚ラーメン×麺道はなもこしコラボカップ麺発売記念]薬院の麺道はなもこし[ミシュラン掲載の名店解説]


 

サンポー焼豚ラーメンと麺道はなもこしがコラボカップラーメンを販売されたということでセブンイレブンにて購入したんですが、そう言えば大好きなお店なのにしばらく行けてないなと、久しぶりに薬院の麺道はなもこしに伺ってきました。

 


 


 

麺道はなもこしは薬院大通駅そばのロイヤルホスト南薬院店北側にあるマンションの1階にあります。

 


 

11時45分開店で13時30分閉店と短い営業時間の上、大人気のお店なので常に行列出来ている為、開店30分前に到着して最初に並びます。

 


 

お店の入口にはルールが張り出されていまして、先にそのルールについてご説明しておきます。

 

同時に提供出来きても3杯までなので3名以上での同じ並びで同時提供希望される方はお断り、空いた席から順に別席でのご案内でタイミングが同時でなくても良ければ大丈夫です、と書いてあります。

後、いわゆる代表待ちは禁止、並んでいる方が常にいるお店で店内の準備が出来てお店の方から呼ばれてから店内にご案内されるんですが、全員が揃っていない方は店内にご案内されません。

店内ではラーメンの写真のみ撮影可となっています。

そしてここが重要ですが、注文は1人1杯までの提供となっています。

 

行列が出来るくらい食べたい方がたくさんいて、何なら売り切れで涙を飲んで帰る方がいるお店ですし、少しでもスムーズにご案内と提供をして頂く為ですから、こういうルールも当然かなと思います。

 


 


 

ちなみにお店の前にはコインパーキングが並んでいて60分200円ですが、精算機はおつりが出ないので要注意です。

 

やがて営業時間となりご案内されて店内へ。

 


 

店内はカウンター7席と2人用のテーブル席が2つ。

 

撮影はラーメンのみ可で、今回メニュー写真とラーメンの写真のみになっています。

※メニュー写真撮影はグレーだったかもしれません、申し訳ありません

 


 


 

一番人気は濃厚鶏そばですが、個人的に好きな鶏そばアメリカンを注文。

 


 

ちなみに替玉と和え玉二種も用意されています。

 

大好き過ぎてほぼ訪問したらこちらにしている鶏そばアメリカンですが、薬味を酸っぱいの(サクラ漬けの大根)と辛いの(自家製辣油)のどちらかを選ぶことが出来、普段は酸っぱいのばかりなので今回初めて辛いを注文。

 

しばし待って着丼。

 


 


 


 

鶏そばアメリカンは鶏白湯を鯛干しやいりこなどの魚介出汁で割り込んだスープで、飲み始めたら止まらない美味さとバランスの良さが魅力。

 


 

ラーメンには食物繊維が不足しているからと加えられているたっぷりの刻んだ昆布が珍しいですね

 

今回は辛いのにしたので自家製の辣油入り。

 


 

とにかく鶏のコクや旨味、甘味、魚介の風味と旨味全てがまろやかでひたすらに美味いスープと、コシのある自家製中麺の組み合わせ。

 


 

この自家製麺がまた流石の美味さ!

 


 

鶏胸肉のチャーシューがまた柔らかくて美味い!

 


 

シャキシャキ食感の刻み昆布も良い感じ。

 


 

香りのよいラー油とスープは相性バッチリ。

 


 

麺に絡めて頂くのも美味い!

 


 

いつもならスープまで一気に行くところを我慢して今回は月見玉を追加。

 


 


 

月見玉は飯塚の元気たまごんの卵黄と特製タレを替玉専用細麺にかけてあり、そのまま混ぜて食べてもバリうま!

 


 


 


 

半分そのまま食べて、残りを替玉としてスープに投入して啜り上げ、堪能しきって完食。

 

1人一杯のルールなので、一旦清算して出てから再度並んで、今度は極出汁中華そばも頂きました。

 


 


 


 

こちらは本枯節、羅臼昆布、サンマ節と丸鶏から丁寧に炊きだした清湯スープで、滋味深くやや酸味がありながら節感がしっかりしていて身体に染み渡る旨さのスープ。

 


 

手をかけたこだわりの豊富な具材

 


 

そして自家製てもみ細麺がツルシコでもう美味すぎ!

 


 


 

更にわずかにニンニク香るレア鶏むねチャーシューと長時間熟成のハムのような豚チャーシューも絶品です

 


 


 

丸キクラゲとメンマも美味くて妥協なし

 


 

これまたスープ飲み干すのを我慢して紅い玉を追加。

 


 


 

こちらは自家製辣油を替玉専用細麺にかけてあるんですが、シンプルながらこれもまたバリうま!

 


 

 


 

ついついそのまま半分ほど食べてからスープに投入し、一気に完食。

 

麺道はなもこし、相変わらず超絶美味かったです

ごちそうさまでした<m(__)m>

 

ちなみに二杯目を頂いた際目の前に張ってあったPOPには持ち帰りのざる麺カエシ付販売が表示されていて、実はBASEに通販サイトがあり不定期で色々なお店で販売されていない麺も売られているそうです。

 

ここからは麺道はなもこしのより詳しい話をさせて頂きます。

 

まず注文は1人1杯なんですが。

最初に売り切れるのは濃厚鶏そばで、これ多分10杯程度の提供数だと思うんですけど、ほとんど最初の一回転で売り切れてしまう為、これが食べたい方は最初に入るしかないんですよね。

次に売り切れるのは鶏そばアメリカン、極出汁中華そばが順番的には最後に売り切れます。

というわけで平日の比較的行列が少ない日に当たれば、開店前に並んで濃厚鶏そば、また並んで鶏そばアメリカン、また並んで極出汁中華そば、という感じで運が良ければ一日で三杯制覇が出来るかもしれません。

 

次にはなもこしの歴史について。

福岡で鶏白湯の代名詞でもあり、提供されているラーメンはどれも美味いく、またその美味さを表現する言葉に苦労するお店、麺道はなもこし。

このお店の大将、廣畑さんは博多だるまで修業されてから2000年頃に独立して今泉でハナモコシのシェネという名前の創作居酒屋さんを営業。

たまたまお母様の知人から紹介された物件だったそうで、今泉の中でもかなり入り込んだ場所の2階にありながら、音楽と創作料理のお店としてかなり繁盛されていました。

2009年に今の薬院の場所に鶏料理専門店として移転されるんですが、その1年くらい前かな、移転先を探しているということで不動産屋としてお会いしたのが初めての出会いでしたね。

結局、その移転に関して不動産屋として関わってないんですが、その後自家製麺機を導入されて2011年に「鶏と麺 花もこし」として営業を開始され、数年後に「麺道はなもこし」の店名となって現在に至ります。

 

ちなみに、ハナモコシのシェネという最初の居酒屋さんの名前からそのまま現在の麺道はなもこしという店名に繋がっているわけですが、このハナモコシのシェネと言う言葉はタモリさんのレコードTAMORI 2の中での今日のお料理ハナモコシのシェネ地中海風というネタから取られたそうで、空想の適当な料理をタモリさんが作るというネタなんですが、これを取り入れて店名にするのは流石だなと思います。

 

ご友人にレシピと麺を提供してプロデュースされた薬院3丁目にあるつどい、こちらも人気店ですし、それ以外でもスポット的に麺を提供してのコラボをされていたりと様々な活動を実はされていまして、最近では修業先の博多だるまの大将と一緒に修業されていたラーメン屋游の大将の三人で対談をされたり、サンポーの焼豚ラーメンとコラボしたカップラーメンを販売されたりと、ますます活動の幅が広がってらっしゃいます。

それでも変わらず日々麺とスープに向き合い追求される職人としての姿勢を崩されていなくて、そういうところがまたファンからするとカッコいいし、何よりラーメンが美味すぎて、行列に並ぶ時間を覚悟してでも定期的に行きたいお店ということで、まだ食べたことがなくてルールを守れる方にはぜひお試し頂きたいと思います。

 

麺道はなもこし

福岡市中央区薬院 2-4-35

営業時間11:45~13:30

定休日 水曜日曜

 

ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて動画配信中

 

 

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