ちょっと説明がややこしいんですけど、以前に二回ほど伺ったことがある博多駅前3丁目にある博多鮨 栞庵 やましろという、東京銀座でミシュラン一つ星を3年連続獲得しているお店の支店がありまして、その店内に別区画でうなぎと蟹、和食を頂ける博多 蟹 うなぎ やましろというお店があるんです。
そちらではうな丼、うな重、そして会席コース料理を提供されているんですが、たまたまお昼のランチ会席コースを頂く機会があって、予約して頂いて伺ってきました。
まずはお店に着いてご案内されたのが店内入ってすぐ右手側の個室が並ぶ区画。
黒を基調とした落ち着いた空間ですが、ここが博多 蟹 うなぎ やましろになっています。
今回はうな重御膳と迷ったんですけど、ランチ会席コース7800円を事前に予約して伺ってますので、先にドリンクを注文。
お酒もかなり揃っていますが、私は烏龍茶で。
氷も丸氷を使用されていて、高級店は細かいところも気を配ってますね。
そこからまずは前菜五種。
カボチャ豆腐、冬瓜の翡翠煮カニの餡かけ、蛸の柔らか煮、イカ真薯、いぶりがっこクリームチーズ。
どれもめっちゃ手がかかってて美味しい(^-^)
お造り二種
本鮪とヒラマサ
ヒラマサはスズキ目アジ科の中で最大種、ブリ属の中では名前が変わらず、ブリに似ているけど身が白くて脂もブリに比べると控えめな高級魚ということが頭でわかっていても、実際に食べて感じる身がコリコリしてて程よい脂と身の甘味が美味い、という情報には叶いませんね。
本鮪に関しては中トロ以上と思われる脂の多さと口どけの良さがすごいです。
キノコ餡の茶わん蒸し
キノコの美味みと風味が詰まった餡と柔らかい茶わん蒸しが絶妙に合います。
鰆の幽庵焼き
皮までパリッと焼いてあり、適度な脂と甘味がよく、新生姜の付け合わせとの相性もバツグン。
烏龍茶を飲み終わったので冷たい緑茶を注文して
握り鮨五貫
右からキジハタ、シマアジ、ヤリイカ、イクラ、穴子。
高級魚であるキジハタは白身の中でも別格の歯応えと旨味があって、めちゃくちゃ美味しい!
シマアジも高級魚ですが、食感とスッキリした脂と旨味が良いですね~。
ヤリイカは細かく入れられた隠し包丁と上にのっている岩塩かな、塩がとにかく美味しくて全体の満足感がすごかったですね。
イクラは粒にハリがあってものすごく美味しい。
煮穴子は柔らかく、甘くて脂もあるんですが後味はスッキリしていて美味しかったですね~。
後、一緒に付いてきたお漬物、タクアンがあまり甘くなかったり、ヒョウタンの漬物が珍しかったりと、九州のお店では感じられないところが逆に良かったですね。
留椀はアオサの赤だし。
しっかり濃い味なんですが、魚の脂を流してくれるようでスッキリしました。
※留椀というのは会席料理の終盤でご飯漬物と共に出される汁椀のこと
デザートは熱い緑茶と抹茶ムース。
ここの抹茶ムース、抹茶がめっちゃ濃くて甘味控えめで美味しいです。
こういうちゃんとした会席コースを頂くことってそうそう無いので、大変満足しました(^-^)
次はせっかくうなぎを謳ってうな丼やうな重を出してらっしゃるので、うな重食べに伺いたいと思います。
ごちそうさまでした<m(_ _)m>
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