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[新店情報有名中華店プロデュースの江戸前鮨店]博多駅東の博多鮨桃の木でオープン記念特別コース


 

博多鮨桃の木をご紹介。

 


 

ミシュラン連続8年獲得の東京は赤坂桃の木という有名中華料理店がプロデュースして2023年5月に博多駅東のハカタベビル1階にオープンした江戸前鮨のお店です。

江戸前鮨と中華がどう融合するのか、気になって仕方なかったのでオープン記念特別コース税込9,800円を予約して伺ってみました。

※飲み物は別料金、別途サービス料10%

 


 


 


 


 


 

ちなみにハカタベビルは博多駅東2丁目にあり博多駅から徒歩1~2分圏内、2階に博多もつ鍋やま中、3階には東京中央美容外科、4階にはカラオケまねきねこ、1階の表に博多豚酒場「豚に恋して」という焼きとんのお店が営業されていて、左側通路奥に進んだ右手側に桃の木はあります。

 


 


 

店内に入ってみると左側に白木の立派なカウンターがあり、右手側には繋げられる個室がズラリと並んでいます。

 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

入口そばの個室にご案内頂いて、早速烏龍茶を注文してしばし待ちます。

 


 

オープン記念特別コース、まずは前菜3種から開始。

 


 


 


 


 

左から生エノキの酸辣湯、空心菜のおひたし、白身魚のクレソン巻き肉味噌添え

前菜三種から美味いし、ここで既に中華を感じさせつつ、ちゃんと和食の前菜としても成立してるんですよね。

 


 

地鶏索麺

 


 


 


 


 


 

これは桃の木で人気の一品をアレンジしているらしく、とにかく地鶏スープが唇がペタペタするくらい濃厚でコラーゲンが溶けだした鶏スープな上、ソーメンはやや硬めで鶏のほぐし身がたっぷりと入っていて、一番上には鴨肉がのっていて、小さな椀なんですがめっちゃ満足感があります。

和食というよりは鮨コースの王道的に言うと、段々と味が濃くなってくるのが普通なので、その点からするとイレギュラーではあるんですが、めっちゃ濃厚で満足感がある味なんだけど量は少しだからなのか、むしろよりお腹が空いてきてエンジンかかってきますね(^-^)

 

握りは十貫でまずは三貫から。

 


 


 

左からクエ、サワラ、赤身の漬け。

 


 


 


 


 


 


 

クエは厚みがあって歯応えがしっかりしていて、サワラはサバ科なだけあって脂はのっているんですが薬味が添えてあるからなのか後味は爽やか、赤身の漬けはネットリとした食感が美味いですね~。

そして赤酢を使用したシャリの塩梅が素晴らしく、また気持ち硬めに炊かれているからか口中に入れてパラリとほどける感覚がちょうど良くて、新鮮なネタと合わせて江戸前鮨の技が光ります。

 


 


 

次の三貫はアオリイカ、ホタテ、中トロ。

 


 


 


 

アオリイカはイカソーメンのように細切りにしたイカを一体とさせて握ってあり、これもまた口中でイカとシャリがほどけていく感覚がすごい。

 


 


 

ホタテは大ぶりでいつまでも食べていたい美味さがあるのに柔らかくてアッと言う間に口中から消えてしまいます。

 


 


 

中トロはとろける美味さでたまりません。

やはり赤酢ベースのシャリだからか、マグロのような味が強いネタをしっかり受け止めてくれてる気がします。

 


 


 

キノコとベビーホタテの茶碗蒸し干しエビのXOジャンのせ

 


 


 


 

こちらも中華と和食の融合といった茶わん蒸しですが、ベビーホタテと干しエビとキノコの組み合わせだけでも美味く、そこにちゃんとした和食としての茶わん蒸しがめっちゃ相性が良くて、正直過去一美味い茶碗蒸しでした。

 


 


 

最後の握り四貫はサワラの炙り、赤海老紹興酒漬け、大トロ、煮穴子。

 


 


 

サワラの炙りは爽やかさがありつつしっかりと凝縮された旨味と香ばしさがあって美味いです。

 


 


 

赤海老紹興酒漬けはネットリとした海老の甘みと旨味を紹興酒が引き立てていて、これにシャリが絶妙に合います。

これこそ鮨×中華のお手本と言える一品じゃないかと思うくらいに美味いですね~。

 


 


 

大トロはただただ美味い、鮨としての最高の一品です。

 


 


 

煮穴子は香ばしく炙られていてホロリと崩れるほど柔らかく、甘ダレと合わせてこれもまためっちゃ美味しい(^-^)

 


 

鉄火巻きと玉(カステラ風玉子焼き)

 


 


 


 


 

もちろん鉄火巻きも美味いし、玉はふわっふわでもうケーキです。

 


 


 

留椀はアオサの味噌汁。

これも少量ながらしっかりとした味で最後にホッとさせてくれます。

 


 

最後に杏仁豆腐と熱いお茶。

 


 


 

このデザートの杏仁豆腐が寒天で固めてるタイプではなくゼラチン等かと思いますがやわらかくとろける食感なタイプで、バリうま!

最後に中華の味で締めくくっているわけですが、トータルで感じるのはちゃんと和食で鮨なんだけど中華と融合してより美味くなっているということです。

もっと奇をてらった物を想像していたんですが高い次元で鮨×中華を実現されていて、楽しみにきてみたんですけど期待値を軽く超えてくれました。

後、この内容でこの価格は相当安いなと感じましたし、そこはオープン記念特別コースということでお店の心意気に感謝ですね(^-^)

※このコースに関してはいつまでもはないかもしれませんので同じコースが頂きたい方はお急ぎください。他のコースももちろんありますしお任せもありますが、個人的にこのコースのコスパは相当良いと思いました。

江戸前鮨と中華の融合、機会があればぜひお試し頂ければと思います。

 

ごちそうさまでし<m(_ _)m>

 

 

ラーメン大好きガーソーさんYouTubeにて紹介動画公開中

 

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