那珂川市のナカムラボに伺った際に、大将の中村さんから、修業したうま馬の大将と対談という形式で取材を受けたことを聞いて、相当前に一度伺ったきりだと私が答えたら、メニューも増えているしぜひ再訪してみて下さいという会話の流れから、先日土曜日の昼下がりに伺ってきました。
ちなみに、うま馬は博多ラーメンの元祖(博多で初めてラーメンを出した)、三馬路の味を引き継いだお店として有名な老舗で、福岡には祇園町にある本店と冷泉町の二店舗、そしてナカムラボの大将がアルバイトしていたという東京駅のお店と国内は3店舗。
海外でもシンガポール、タイ、フィリピンの3ヵ国に計6店舗あるそうです。
うま馬のランチタイムは平日だと14時までらしいですが、週末は15時までということで、14時くらいにお店に。
店内は奥に長く、L字型のカウンターが手前にあり、一番奥には4人掛けのテーブル席が一つあります。
時間が遅かったからか手前のカウンター席がまばらに埋まっている状態で、空いていたテーブル席にどうぞと言って頂いたので、入口辺りに置いてあったコップとポットで水を注いでからそちらに。
席についてメニューを拝見すると、ラーメンは源流博多ラーメンと濃まるラーメンの二種。
居酒屋メニューとしてもつ鍋、餃子、とり皮串焼きを始め、馬刺しや鶏のタタキ、明太出汁巻きなどの居酒屋メニューも色々あって、普通に居酒屋使いが出来るお店ですね。
相当昔に来た時はラーメンしか食べなかったし、他にメニューがあったかも覚えていないんですが、かなり進化されたんでしょうね。
とりあえず名物と書いてあるとり皮2本と餃子5個、そして源流博多ラーメンが食べられて千円の博多名物セットに、とり皮5本、餃子5個追加、更にチーズ餃子10個を注文。
まずはとり皮。
こちらは鶏の首皮を串にぐるぐる巻いて、何回も焼いてタレをつけてを繰り返して表面をカリッと、中をモチッとさせた焼鳥。
博多での元祖は権兵衛という焼鳥屋さんですが、今やそこ出身の方やそれ以外の方も含めて色々なお店で販売されている人気の串です。
こちらのはかなりタレが濃いめで、やはり居酒屋メニューとしてお酒に合うように作られているんでしょうね。
次に餃子。
こちら、ナカムラボさんの餃子と包む形はほぼ同じで、そういう意味ではルーツを感じられます。
皮はモッチリ、餡は滑らかで、しっかりカリッと焼いた皮の中にジューシィな餡の組み合わせと、ここの餃子めっちゃ美味いです。
ナカムラボのはしっかり包んでなくて餡も肉肉しく、見た目は似ているけど全く違う点も面白いですね。
チーズ餃子はチーズが溶けて羽になっている箇所が更に美味しく、これもまためちゃくちゃ美味い!
そして源流博多ラーメン登場!
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昔のラーメンということで、乳化していない豚骨スープに醤油タレを強く効かせ、平打ちの中太麺を合わせてあります。
ちょっと甘めで懐かしい味わいなんですよね~。
以前に食べた時よりも更にまろやかな感じになっていました。
食べ終わり、濃まるラーメンも気になったので追加注文。
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こちらは普通の豚骨ラーメンにマー油を加えて、麺自体も普通の細麺と、博多ラーメンと熊本ラーメンを足したような一杯。
美味しいんですけど、マー油無しで博多の現在のラーメンと源流ラーメンの食べ比べが出来るようにした方が面白いんじゃないかと個人的には思いましたね。
久しぶりに伺いましたが、観光に来る方でも意外と知られていないお店、うま馬。
確かにラーメンもメニューも進化されていました。
次は期間限定らしい汁なし担々麺なども試してみたいですね~。
ごちそうさまでした<m(_ _)m>
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