
2025年10月14日に博多駅博多口から徒歩4分、博多駅前3丁目の路地のビル1階に鮨 起承転結 博多がオープン!
カウンター10席のみの本格江戸前鮨のお店でありながら本日のおまかせ20品の鮨とお料理コースで9,900円(税別)の提供という超絶コスパ良しのお店ということでSNSで紹介されていて気になっていたので、先日予約して伺ってきました。
ちなみに+2,700円(税別)で飲み放題も付けられます。
カウンターの高級江戸前鮨がこの値段ってのは破格ですよね(^-^)
場所は住吉通りから北側に一本入った通りの新しいビルの1階にあります。
少し離れた箇所に40分100円のコインパーキングがあるのでそちらに車を停めてお店の前に。
店内に入ると扇形のカウンター10席で前に大将らしき職人さんがいらっしゃいます。
新しいお店なのでどこもピカピカ。
端の席にご案内頂き、大将のご挨拶が始まってコーススタート。
ちなみにこちらのお店は完全予約制で2時間コースのみの入れ替え制なので18時に第一部、20時半に第二部となっています。
土日祝のみランチもされているようです。
まずは先付としてムースが出てきました。
後で根セロリのムースだと説明されましたが、旨味と控えめな塩味がなめらか濃厚な食感に合わさって実に美味い。
甘く味付けされてたら絶対根セロリのムースとはわからずデザートと思うはずな滑らか食感です。
お造りでまずはクエのもみじおろし添え、これを橙と醤油を合わせたポン酢でサッパリと頂きます。
これも歯応えと旨味が強く、もみじおろしとポン酢が抜群に合います。
次に蓋付容器が出て来て、開けたら煙が立ち上るという炙り鰆の瞬間燻製。
ちゃんと薫香が付いてて鰆の旨みが凄く濃くなっててこれもまためちゃくちゃ美味い!
ここからお鮨でまずは北海道産のバフンウニ。
海苔を使わず握られた鮨は江戸前らしくシャリに赤酢を使っているのか色付いていてやや小ぶり、でもネタ自体はむしろ大き目でこのバランス感が既に贅沢。
シャリが強すぎないのも良い感じです。
そしてバフンウニが全くミョウバン臭さがなくてとろける美味さと濃厚さしかなくて実に美味い!
大分県産の石鯛と福岡県産のブリが続きますがネタも厚めでデカくて一貫の満足度がすごく高いです。
どちらも脂のノリも素晴らしく、特にブリは腹側のいわゆるトロの部分で口中でとろける美味さ。
コウイカの昆布塩はコウイカらしくネットリと甘いとろける食感、でも隠し包丁がしっかり入れてあるから食べやすくされていてイカの甘みと旨味のみしっかり味わえます。
コハダはここ数年で食べた光物の中で一番美味しかった。
素材と下処理、そして握りの腕が良いんでしょうね。
椀物は茄子のすり流し。
本来は魚介や野菜をすりつぶした後に裏ごしして出汁で伸ばした料理でアッサリしてますが、こちらはポタージュっぽく濃厚に仕上がっていて茄子の甘みが感じられてこれまた美味し。
お凌ぎは炙りカマスの棒鮨。
カマスの表面にオリーブオイルを塗ってパリッと仕上げてあり、香ばしさと肉厚なカマスの身の美味さがたまりません。
焼き物はミライサーモンの西京漬け焼きと秋野菜の炊き合わせ。
最近話題の九電が手掛ける西日本最大の陸上養殖場で飼育されているミライサーモン。
脂は控えめながら旨味が濃いこのサーモンが西京漬けでしっかり焼いてあってバリうまです。
そして野菜も低温でじっくり火を通してあるので野菜自体の甘みが出ていてどれも美味い。
これをバジル味噌で頂くんですが、木の芽味噌と同じような感じで美味しいんですよね。
バジルの風味と味噌がこんなに合うとは初めての体験でした。
サーモンの下に海老芋のすりおろしが敷いてあり、これまたバジル味噌と一緒に頂くと美味しかったです。
蒸し物は鮭白子と松茸のロワイヤル風茶碗蒸し。
松茸の下にはデュクセルソース(キノコの万能ソース)があって、茶碗蒸しの中には白子が入っているという実に贅沢な一品。
茶碗蒸し自体は和風なんですがデュクセルソースの力強い旨味のパンチが加わって和洋折衷の良いとこ取りしてて素晴らしかったですね。
マグロ鮨食べ比べ。
長崎県産の赤身、中トロ、大トロを順に食べ比べさせて頂きました。
同じマグロの違う部位を食べ比べするってなかなか無い経験な上、筋を全て外して切ってあるから赤身でも口中でとろけて消えてしまうのに、これが中トロ更に大トロだと濃厚さが加わりつつも口中で余韻を残して消えていきます。
この三貫食べられるだけでも来て良かったと思ったくらいに贅沢でしたね~。
鮑のリゾット仕立て
こちらは鮑の身に鮑の肝ソースでリゾットにしたご飯を絡めてある一品。
一口二口サイズですがリゾットがめっちゃ濃厚で鮑の身も柔らかく、鮑の食べ方としてこれ以上は無いんじゃないかなと思ったくらいの絶品。
これが江戸前鮨のお店で出てくるとはもはや革命ですね。
そして目の前の茶釜で車海老を茹でて殻を向いての下処理が始まったと思ったら車海老の握りが出てきました。
この海老、茹で加減が完璧な上、上になんとアメリケーヌソースをかけて提供されています。
アメリケーヌソースと言えばフレンチでは有名な海老の旨みとコクを全て濃縮したソースで、甲殻類の殻を香味野菜と炒めて海老味噌を加えた物なんですが、それを車海老の殻と海老味噌で作ったアメリケーヌソースをかけて提供されていて、つまりこの一貫は車海老の旨さ全てが詰まっているということなんです。
絶品過ぎてしばし無言でオッサンが悶えてしまったくらいの美味しさ。
江戸前鮨という伝統の上に、これもあったらさらに美味いんじゃないかと夢想してた物が現実化して加わったわけで、これはぜひ、どうしても食べてもらいたい一貫でしたね。
次に煮穴子の握り。
これもまた煮穴子自体が肉厚でふっくらしてて臭みも全然なくて実に美味い。
巻物は高菜で巻いた明太、キュウリ、山芋。
これも他では食べたことがない一品で美味しかったです(^-^)
最後に玉、玉子焼きが出てきたんですが、江戸前鮨の伝統的なフワフワでケーキみたいな玉子焼きの上になんとチーズソースとはちみつがかかって出てきます。
これはデザートと言っても良い味と食感で、これが江戸前鮨のお店で(以下略)。
とにかく幸せな気持ち一杯でお腹も心も満たされました。
留椀はアオサの赤だし、少なめで濃いめの味で逆に口中がサッパリして終了。
最後に熱いお茶とデザートが出てきたんですが、これが和栗を使用しているのか色目が濃いんですけど栗のクレームブリュレ。
キャラメルのザクザクした食感と濃厚な栗がよく合ってて、食べ終わっても余韻に浸ってしばし動けなかったくらい、このコースに満足しました。
とにかく江戸前鮨という伝統を踏襲しながらフレンチの技法も取り入れて更に進化させている味が素晴らしかったし、大将は気さくで話も面白いし、お店はきれいだしと何もいう事がありません。
そして何よりこんなに大満足なのに値段がめちゃくちゃ安い!
いや、逆ですね。
安いと思ってきたのにこんなに大満足する内容だとは思ってもみませんでした。
良い意味で期待を裏切ってくれて感謝しかありません。
またしても記念日に行きたいお店が増えました。
興味ある方はぜひお試し下さい(^-^)
鮨起承転結博多食べログページ
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